人工内耳「ネプチューン」登場
2014-08-05 10:07:42

水中でも快適に使える!アドバンスト・バイオニクス社の人工内耳サウンドプロセッサがついに発売

アドバンスト・バイオニクス社が新たに発表した人工内耳サウンドプロセッサ「ネプチューン™」は、8月1日から販売が開始されました。この製品は世界初の水泳可能なサウンドプロセッサとして注目されています。製造販売は医薬品医療機器総合機構から承認を得ており、水や湿気に対する耐性が非常に高いことが特徴です。

新たに登場したネプチューン™は水中での使用に特化しており、海や湖だけでなく、プールや自宅のシャワーにも対応しています。これまでは、人工内耳を装用している人が水中で音を聴くことは困難でしたが、ネプチューン™を使うことでこの壁を克服することが可能になります。従来は、サウンドプロセッサを取り外すことで音声の聴取に制限があり、安全な状況判断を失うケースも多々ありましたが、これにより、重要な音声の聴取が可能になります。

この製品はIP68に認証されており、完全防水と防塵の特性を併せ持っています。そのため、ウォータースポーツや入浴中でも問題なく使用できるのが大きな特徴です。ユーザーは、パッケージされている製品の説明書を参考にしながら、様々なシーンで利用できます。

さらに、ネプチューン™は軽量で、装着方法や位置についてもフリースタイル™設計を採用しているため、耳だけでなく、髪の毛や腕、ポケットの中などでも自由に装用できます。これにより、自分のスタイルに合わせた自由な装着が可能になり、そのバリエーションも豊富です。デザイン性も高く、洋服に合わせてカラーバリエーションを選ぶ楽しみもあります。この点はどのユーザーにも高く評価されています。

特に小さなお子様にも最適な設計がされています。誤操作を防ぐため、音量や感度調整ができるコントローラが取り外し可能であり、保護者が安心して使用管理できます。音量の調整スイッチやマイクテスタ機能が備わっているため、子どもに響く音を大きくしすぎた場合でも、親が適切に制御することができます。

「ハイレゾ・バイオニック イヤーシステム」が搭載されているネプチューン™は、従来の音声処理方式とは一線を画しています。16個のチャンネルを用いて、仮想的に120チャンネルの高分解能音を実現し、特に雑音環境でも音楽や言葉を明確に楽しむことができるように設計されています。この間も83,000パルス/秒の速度で音声情報を聴神経に伝える能力を持ち、よりリアルな音空間を提供します。

アドバンスト・バイオニクス社日本法人の代表であるロバート D. グーラック氏は、ネプチューン™の登場について、「水中での活動を愛するすべての人々に向けて優れた聴覚体験を提供できることを嬉しく思います。この製品は、感音難聴者にとって待望の存在であり、湿気の多い夏や突然の雨でも安心して使用できると信じています」と語っています。

アドバンスト・バイオニクス社が開発したこのネプチューン™は、重度の感音難聴者に向けた新しい可能性の扉を開く製品です。人工内耳システムについての詳細は、公式サイトから確認できます。また、より快適な音の世界を求める方には、ぜひ体験していただきたい製品です。

ぜひ、アドバンスト・バイオニクス社の公式ウェブサイトで、製品や技術についての詳しい情報をご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社日本バイオニクス
住所
東京都品川区西五反田5-2-4レキシントン・プラザ西五反田10階
電話番号

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