市原市の新リサイクル施設整備に関する事業が始動

千葉県市原市では、リサイクル施設の整備と運営に関する新たな事業が発表されました。この事業は、既存の粗大ごみ処理施設が老朽化していることを背景に、最新の設備を取り入れた新しいリサイクル施設を設けることを目的としています。具体的には、粗大ごみ処理能力が42.1トン毎時という規模の施設と、ストックヤードの建設が行われる予定です。また、この事業はDBO方式(設計・建設・運営を一括発注)で進められ、長期的な運用が見込まれています。
受注者としてメタウォーター株式会社が代表企業として名を連ね、みどり産業株式会社が構成員に含まれています。さらに、青木あすなろ建設株式会社と千葉ビル・メンテナンス株式会社が協力企業として事業をサポートする形です。
事業の具体的な期間は、工事が2024年9月14日から開始され、2029年5月31日まで続きます。運営の開始は2027年8月2日から2047年7月31日までの予定です。受注金額は約193億円(税込)に上る大規模なプロジェクトであり、市原市の環境負荷軽減や資源のリサイクル推進に寄与することが期待されます。
新施設の処理方法については、破砕、選別、圧縮梱包、貯留等の複数の工程が計画されており、各種廃棄物(不燃ごみ・粗大ごみ、ペットボトル、びん、缶)に対応した高い処理能力を備えるとのことです。また、ストックヤード面積はおおよそ1,560平方メートルの規模です。
この取り組みにより、市原市では循環型社会の形成を目指し、持続可能な資源管理を強化していく方針です。これからも市原市及び関連企業の動向に注目が集まり、地域環境の改善に向けたさまざまな施策が進むことが期待されます。

会社情報

会社名
メタウォーター株式会社
住所
東京都千代田区神田須田町1-25JR神田万世橋ビル
電話番号

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