九州蓄電システム
2025-07-15 11:51:05

ブルースカイソーラーが九州で蓄電システム導入を決定

九州の太陽光発電所での取り組み



株式会社パワーエックスが運営する九州エリアの太陽光発電所に、蓄電システム「Mega Power」が導入されることとなりました。今回の取り組みは、大分県宇佐市、鹿児島県伊佐市、鹿屋市、南九州市の4拠点を対象としており、合計11台の蓄電システムが設置される予定です。これにより、再生可能エネルギーの有効活用と持続可能な社会の実現への貢献が期待されています。

蓄電システム「Mega Power」とは?


この蓄電システムは、パワーエックスとパートナー企業であるニシム電子工業との共同によって提供される「太陽光併設蓄電池パッケージ」の一部です。各発電所では、日中に発電した電力を充電し、夕方や夜間に必要な電力を供給する役割を果たします。

蓄電システムは、以下のように各発電所に設置される予定です:

  • - 大分県宇佐市:3台、蓄電容量8,226 kWh、PCS出力1,995 kW
  • - 鹿児島県伊佐市:3台、蓄電容量8,226 kWh、PCS出力1,999 kW
  • - 鹿児島県鹿屋市:2台、蓄電容量5,484 kWh、PCS出力1,500 kW
  • - 鹿児島県南九州市:3台、蓄電容量8,226 kWh、PCS出力1,750 kW

この設置により、 太陽光発電所の出力抑制による売電収入の減少リスクを軽減できる可能性が高まります。また、売電方式を固定価格買取制度(FIT)からフィードインプレミアム制度(FIP)へと切り替えることで、より高い事業性を実現します。

持続可能な社会への貢献


これらの取り組みは、単なる収益向上を目指すだけでなく、社会全体としてのエネルギー利用の効率化にもつながります。天候に応じて変動する再生可能エネルギーを最大限に活用することが求められており、本プロジェクトはその一環として位置付けられています。

資源エネルギー庁の支援


この事業は、資源エネルギー庁の「再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業」に採択されています。さらに、みずほ証券が新たな大規模蓄電池導入ファンドを組成し、経済的な側面でもしっかりと支援されます。

企業概要


株式会社パワーエックスは、2021年に設立され、蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービスなどを展開しています。地域のエネルギーインフラの脱炭素化を目指し、再生可能エネルギーの普及促進に貢献することを意義としています。

今後も、パワーエックスはその取り組みを通じて、地域のエネルギーの持続可能な利用を促進していく予定です。

詳しい情報はこちらからご覧いただけます。


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会社情報

会社名
株式会社パワーエックス
住所
岡山県玉野市田井6-9-1
電話番号

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