クラウドネイティブ技術が支援
2023-06-23 10:03:35

クラウドネイティブ技術を支援する新しい組織が誕生!生産性向上を目指す「CNIA」設立

クラウドネイティブイノベーターズ協会の設立



2023年6月2日、一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)が設立されました。この組織は、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現できるよう、クラウドシフトと開発者の生産性向上を支援することを目的としています。

設立の背景と目的



クラウドコンピューティングは、企業が新たなビジネスモデルや運営方式を探求する上で重要な役割を果たしています。特に、過去10年間、多くの企業がオンプレミスからクラウドへの移行、通称リフト&シフトに成功してきました。しかし、クラウドファーストの設計が進む一方で、クラウドシフト、つまりシステム設計自体をクラウドに最適化する段階において、進まない企業が多いのが現状です。その背景には、クラウドネイティブ技術、具体的にはコンテナやマイクロサービス、サービスメッシュなどの導入が鍵となります。

本協会は、これらの技術を導入する際の障壁を取り除き、企業が一丸となって取り組むための橋渡しを目指します。単なるツールの導入にとどまらず、組織文化やマインドセットの変革が必要です。それに加え、最新の情報や先進的な事例を共有することで、クラウドネイティブ技術が企業に浸透しやすくなる環境を整えます。

具体的な活動内容



1. Platform Engineering Meetupの運営



クラウドネイティブ時代において、Platform Engineeringは必須の分野となりつつあります。本協会では、先進的な事例を学び、情報交換を行うためのミートアップを企画・運営しており、これまでに累計1300名以上が参加しています。名古屋や福岡など地方での開催も予定しており、より多くのエンジニアが参加できる環境を提供します。

2. ハイブリッドイベントの支援



コロナ禍の影響を受けて、イベントはオンラインとオフラインのハイブリッド形式へと進化しています。本協会では、過去の大規模カンファレンスを通じて得た運営ノウハウを活かし、企業やコミュニティが質の高いハイブリッドイベントを実施できるようサポートします。

3. クラウドネイティブ技術導入のサポート



本協会では、専門家がクラウドネイティブ技術の導入と運営に関するコンサルティングサービスを提供し、企業が成功するための道筋を示します。これにより、企業のクラウドシフトがよりスムーズに進むことを目指します。

役員陣の紹介



代表理事には、HashiCorp Japanの草間一人氏が就任し、クラウドネイティブ技術の黎明期から様々なプロジェクトに関与した経験を活かします。また、理事にはサイバーエージェントの青山真也氏と、LINEの北澤祥太氏が名を連ね、それぞれの専門分野からの視点でアプローチします。

法人概要



一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会は、東京都中央区に拠点をもっており、最新の技術を支える多様な事業を展開しています。日本のクラウドネイティブ技術の普及を目指し、今後も様々な活動を通じて、業界の発展に寄与していくことでしょう。

ウェブサイト



クラウドネイティブイノベーターズ協会

会社情報

会社名
一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会
住所
東京都中央区銀座1丁目12番4号N&E・BLD.6F
電話番号

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