デビット伊東監督の初作品、映画『どんぶりとれんげ』
デビット伊東が初めて手掛ける監督作品映画『どんぶりとれんげ』が、神奈川県真鶴町で製作されることとなりました。コロナ禍の厳しい状況下で、真鶴に新たな拠点を構え、ラーメン屋「伊藤商店」を開店した彼が、地域への感謝を込めて企画したのがこの映画です。2024年7月には、真鶴で開催される「真鶴貴船まつり」期間中に撮影が行われる予定で、多くの人の目に触れる作品となるでしょう。
この映画は「笑顔ある町にはラーメンあり」というテーマのもと、ラーメンを中心にした心温まるストーリーを展開します。
あらすじ
物語の主人公、青木達也は若い頃に役者を夢見て上京しますが、30代を迎えた彼は、挫折から地元の真鶴に帰ってくることになります。地元のラーメン店「月の弧」を継ぐことを決心しますが、前オーナーの澤井透が作り出した味には到底及びません。失意の中で、恋人の露木恵子にも見放され、もう一人の心の支えである少女千葉ハルからも距離を置かれてしまいます。
そんな中、彼の前に現れる謎の男、伊藤つとむ(デビット伊東)。彼は澤井と何か関係があるようで、達也に新たな道を示す存在となります。この出会いを通じて、達也は地域の人々の温かさに触れ、自分自身を見つめ直すことになります。
制作概要
映画の企画、原作、出演、監督をデビット伊東が担当します。また、エクゼクティブプロデューサーには嶋田豪が、協力プロデューサーには井口淳が名を連ねており、脚本は阪上有紀子が手掛け、音楽は藤瀬聖子が担当します。制作はアイエス・フィールドが行い、製作委員会として「どんぶりとれんげ」が設立されます。
オーディション情報
作品に参加するチャンスとして、サブキャストオーディションが告知されています。年齢は18歳から30歳までの男女を対象に、演技経験は不問。未成年の場合は保護者の同意が必要です。また、既に他のプロダクションに所属している方は応募できません。
選考の流れは、一次審査の書類選考を行い、通過者にのみ連絡が行われます。その後、二次審査として実技演技(セリフ読み)が実施されます。
応募の期間は2025年4月15日からスタートし、決定次第終了します。会場はエッグスター事務所で、応募方法は専用のフォームから行うか、郵送でも受け付けています。郵送の場合は、履歴書に全身写真、バストアップ写真、経歴を明記の上、指定の住所に送付する必要があります。
この映画への参加は、市民参加型のプロジェクトでもあり、地域の魅力を引き出す貴重な機会となることでしょう。多くの挑戦者からの応募を期待しています!