メトロ電気工業、赤外線ヒーター「ミニぽか®」を発表
メトロ電気工業株式会社(社長:近藤元博)は、赤外線畜産用ヒーター「ミニぽか®」の発売を発表しました。この新製品は、畜産業態の温度管理を革命的に改善することを目指しています。特に養豚においては、子豚の成長に直結する温度管理が重要で、適切な環境を提供することで飼育効率が大幅に向上します。「ミニぽか®」は、飼育者と動物に必要な安全かつ快適な環境を実現することで、双方に恩恵をもたらします。
ヒーターの特長と技術
「ミニぽか®」は、メトロ電気工業のオリジナル技術である赤外線カーボンランプヒーター「スパイラルオレンジヒート」を熱源として使用しています。これは高効率で長寿命を誇り、熱衝撃に強いのが特徴です。太陽光や炭火のように、柔らかい中~遠赤外線を豊富に放出し、動物たちに心地よい暖かさを提供します。実証済みの耐衝撃性能により、高さ1メートルから落下しても、安全性を損なうことはありません。
省エネ効果とコスト削減
このヒーターは、従来製品と同等の加熱能力を保ちながら、強モードで約20%の省エネを実現しています。これにより、電気代が大幅に削減されるため、長期的なコスト効率も確保されます。具体的には、従来の300Wから240Wに消費電力を削減しました。
動物の快適性向上
「ミニぽか®」は、熱源の放射率が約85%に達しており、同じ電力でより効率的に熱を放射できます。この特徴は、動物がより体温をキープしやすく、健康維持にも寄与します。さらに、虫が集まりにくい設計であるため、衛生的で快適な飼育環境を保つことが可能です。実験により、虫の発生を抑える結果が確認されています。
「ミニぽか®」の仕様
- - 対象機種: ミニぽか®(HCM-1024A)
- - 定格: 100V240W
- - 発熱体: スパイラルオレンジヒート(赤外線カーボンランプヒーター)
- - 切替スイッチ: 強240W、弱110W
- - コードの長さ: ゴムコード2.4m(プラグ付き)
- - 安全設計: 電源OFFスイッチ(本体落下時に自動で電源OFF)
これにより、従来製品との互換性もあり、ユーザビリティを高めています。
展示会への出展
さらに、メトロ電気工業は2024年12月4日から6日にかけて「エコプロ2024」にも出展予定です。新しい「ミニぽか®」をはじめ、経済産業大臣賞を受賞した「オレンジヒートシリーズ」も展示します。エコに配慮した新しい技術に触れる絶好の機会となるでしょう。皆さまのご来場をお待ちしています。
- - 会期: 2024年12月4日(水)~6日(金)10時~17時
- - 会場: 東京ビッグサイト東ホール
- - 小間番号: 東5ホール 5-029
詳しい情報はメトロ電気工業の公式ウェブサイトをご覧ください。