介護と仕事の両立を目指す「ECCクラブ」第4期のご案内
エクセレント・ケア・カンパニー・クラブ(以下、ECCクラブ)は、企業が「仕事と介護の両立」に取り組むための横断型研究会として2022年に設立されました。設立以来、なんと33社もの大手企業が参加し、実践的な活動が進行しています。
ECCクラブのこれまでの活動
ECCクラブでは、企業内での仕事と介護の両立を推進するための課題解明に始まり、情報変革、マネジメント変革、環境・風土変革を促すためのツールが開発されています。これにより、実際に取り組む際の注意点や施策を実践する上でのポイント、経営層と人事部門が連携して推進するためのアクションプランの検討・発表が行われています。
第4期の目標
2025年4月から始まる第4期では、「仕事と介護の両立」を支援するメンバー企業を新たに募集します。このコミュニティでは、参加者同士が相互に学び合い、実践的なヒントを得られる場所を提供します。また、成功事例を発信することで、この社会的課題の解決にも貢献することを目指しています。
社会的背景
現在、2025年問題が全国的に注目を集めています。それに伴い、企業が人事施策において介護の両立支援に取り組む重要性が増しています。実際、経済産業省が発表した「企業経営者向けガイドライン」や、改正育児・介護休業法の施行により、企業における支援が時代の要請として浮き彫りになっています。しかし、その実行は容易ではないという声も多いです。
参加のメリット
ECCクラブに参加することにより、どのように介護を業務の一部に位置づけるのか、また「仕事を軸に、介護をマネジメントする」という視点での学びを深めることができます。参加者同士の交流を通じて、具体的な取り組みの第一歩を見つけ、推進担当者としての課題を解決するヒントを得ることができる場としてご活用ください。
第3期カンファレンスの概要
この第4期に向けての活動概要は以下の通りです。
- - 期間:2025年4月~2025年12月
- - 月に1回(90分)のオンラインセッション
- - 有識者による講演や先進企業の事例共有
- - 参加者同士のディスカッション
- - 「仕事と介護の両立支援」実践ツールの共有
- - ビジネスケアラーカンファレンスが2025年11月上旬に開催予定
メンバー企業の募集
メンバー企業の募集は2025年1月20日から3月21日までです。興味のある方は、以下のリンクからお申し込みください。
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お問い合わせ
ECCクラブに関する質問は、事務局の株式会社チェンジウェーブグループまでお願いします。
お問い合わせはこちら
運営委員紹介
- - 佐々木裕子氏:株式会社チェンジウェーブグループ代表取締役社長。経済産業省の検討会委員や多くの企業での社外取締役も務める。
- - 大嶋寧子氏:リクルートワークス研究所の主任研究員。人的資源管理や創造性に関心を持つ専門家。
- - 山中藤子氏:株式会社電通シニアラボのマーケティング・HRMディレクター。
この機会に、仕事と介護の両立支援に積極的に取り組む企業として、ECCクラブへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。