ディープテック企業での新たなキャリアを支援するプログラム
現在、ディープテック分野において、女性が力を発揮できる舞台が整いつつあります。人材サービス会社である株式会社Warisと、革新的な科学技術をもつ株式会社チームアルマダがタッグを組み、女性を対象にした「サポートCOO」職に特化したプログラムを2025年2月に開始することが発表されました。本プログラムは、女性の多様な働き方を支援し、自分らしい人生を歩むための新たなキャリアを提供することを目的としています。
サポートCOOとは?
「サポートCOO」は、ディープテック企業において、CEOを裏から支援する重要な役割を担う人材です。この役職は、企業の基盤を築くために必要なコミュニケーション力やマルチタスク能力を持ち、「社会をより良くしたい」という志を持つ女性に最適です。Warisでは、この新しいポジションを通じて、女性たちが持つポータブルスキルを活用し、活躍の場を広げることを目指しています。
プログラムの背景と意義
政府が進める「スタートアップ育成5か年計画」の一環として、起業を支える人材の需要が高まっています。特に、ディープテックスタートアップでは、男性研究者のサポートとして、優れたコミュニケーション力と多様な業務をこなす女性が求められています。女性の多様性が企業に新たな視点をもたらし、成長を促進することが期待されています。これが、サポートCOOとしての女性の活躍に繋がるのです。
プログラム概要
「社会課題解決のためのアプレンティスシッププログラム」は、以下の2つのフェーズで構成されています。
Phase1: リスキリング講座
経験豊富なCOOによる実践的な講座が提供されます。
- 2025年2月6日(木): サポートCOOの役割や将来的なキャリアを学ぶ日
- 2025年2月21日(金): キャリアデザインやグループワークを通じてスキルを磨く日
この講座に参加するための費用は63,000円(税込)で、定員は15名と限定されています。
Phase2: アプレンティスシップ(有償インターン)
実際のスタートアップ支援を通じて、実践的な経験を積むことができます。
- - 期間: 2025年4月~2026年3月
- - 内容: OJTを中心に、月60時間程度の勤務を行い、オンライン参加も可能です。このフェーズは無料で、希望者との選考があります。
参加資格は社会人経験が5年以上で、特にバックオフィス経験は問われません。また、対面講座への参加が必要ですが、柔軟さも求められています。
事前説明会について
このプログラムをより深く理解するための事前説明会が2024年12月3日(火)にオンラインで開催されます。内容には、サポートCOOの具体的な役割やプログラムの全容についての説明があり、アーカイブ配信も行われます。参加は無料ですので、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。
担当者の声
Warisの藤見ディレクターは、プログラムを通じて多くの女性が新たなスキルを身につけ、社会で輝けることを期待しています。また、チームアルマダの山地代表も、女性がこれまで培ってきた力を活かす新たな挑戦の場を提供することが重要であると強調しています。
このプログラムは、経営やディープテックの経験がない方でも十分に参加できる内容となっており、挑戦することで新たな可能性を掴むことができるでしょう。