JVCケンウッドが2製品で「2024年度グッドデザイン賞」を受賞
株式会社JVCケンウッドは、最新の受賞情報を発表し、VictorブランドとKENWOODブランドからそれぞれ1製品が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しました。受賞した製品は、革新的な技術とデザインが評価されたもので、今後のマーケットでも注目を浴びることでしょう。
受賞製品の詳細
1. Victor D‐ILAプロジェクター「DLA-Z7」
新商品として2024年11月下旬に発売予定の「DLA-Z7」は、光学ユニットや回路基板の設計を見直し、ネイティブ4Kプロジェクターとしては世界最小のサイズを達成しました。従来モデル「DLA-V50」に比べ、体積を約35%削減し、置き場所を選ばないのが特徴です。80mmのフル電動4Kレンズは高解像度映像を忠実に再現します。
また、第三世代の0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスを搭載し、ネイティブコントラスト80,000:1を実現。レーザー光源「BLU-Escent」により、高輝度かつ長寿命を両立させており、ユーザーが求める様々な環境での設置に柔軟に対応するデザインとなっています。
2. KENWOOD 17cm 3wayセパレート カスタムフィット・スピーカー「KFC-XS175S」
「KFC-XS175S」は、アーティストの想いを車内空間に届けるために開発されたハイエンドモデルです。ビクタースタジオと共同でチューニングし、ツィーターやウーファーの新設計によって高解像度な音質を実現。特にボーカル帯域の臨場感や明瞭感が向上し、車内でのサウンド体験がより一層ワクワクするものとなります。
デザインの哲学
JVCケンウッドの中期経営計画「VISION2025」では、顧客起点のデザイン経営の強化を掲げています。この取り組みには、顧客の潜在ニーズを理解し、製品開発においてデザイン思考を取り入れることが含まれています。デザイン部門がプロジェクトに早期から参加し、共感、問題定義、発想、試作、検証を重ねながら顧客のニーズを追求しています。
例えば、「DLA-Z7」のデザインでは、コンパクトさだけでなく、機能美を兼ね備え空間に優しく溶け込むよう設計されています。また、シンメトリーデザインによる高画質への期待感の表現も見どころです。
「KFC-XS175S」に関しても、「情熱を生々しいほどに再現する」というデザインコンセプトのもと、細部にわたる音響特性に配慮した材料選定と仕上げがなされており、視覚的にも音質的にも優れた体験を実現しています。
グッドデザイン賞の意義
「グッドデザイン賞」は、日本で唯一の総合的なデザイン評価システムであり、多くの企業やデザイナーが参加しています。1957年の創設以来、受賞件数は5万件を超えており、そのシンボル「Gマーク」は良質なデザインを示すものとして広く知られています。
JVCケンウッドは今後も、独自のデザイン哲学を通じて価値を創出し、より良い製品を提供し続けることでしょう。
商品情報
- - DLA-Z7: 2024年11月下旬発売予定、希望小売価格 \\1,100,000(税抜)
- - KFC-XS175S: 2023年10月より販売中、オープン価格(市場推定価格39,700円前後・税込)
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