森林浴の発祥地で心と体を癒す感動の旅が出発！

森と未来が提案する森の旅

2023年10月、森林浴の発祥地である日本で、待望のインバウンドツアーが実施されます。このツアーは日本の美しい自然を背景に、心身を癒す「森林浴」を体験するものとして、世界中から参加者が集まります。特に、アメリカをはじめとする多様な国々からの旅行者が訪れ、自身の健康とウェルビーイングを追求する機会を持つことが期待されています。

森林浴とは？

森林浴（Shinrin-yoku）は、日本の豊かな自然環境を生かした健康法です。1982年に提唱され、2000年代に医療の研究が進む中で、その健康効果が科学的に証明されてきました。このプロジェクトは、森林と人との関わりを意識し、心と体を癒すための新たな試みとして位置づけられています。特にCOVID-19の影響で自然との共生というテーマが再評価されている中で、本ツアーの重要性が高まっています。

ツアーの詳細

「森と未来」と国際的な森林浴指導団体ANFT（Association of Nature and Forest Therapy）との連携により、この特別なツアーが実現します。参加者は長野県の上松町にある赤沢自然休養林や、東京都の奥多摩町にて、森林浴を楽しむことができます。具体的なスケジュールとしては、以下が予定されています。

- 日程：2023年10月13日〜16日
- 場所：長野県上松町（赤沢自然休養林）、東京都奥多摩町（登計トレイル）
- 参加者数：26名（アメリカ、カナダ、コロンビア、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、香港）

参加者は、樹齢300年を超える木曽ヒノキの美しい森の中で、森林浴とともに日本の文化や伝統について学び、地元の人々と交流する機会を持つことができます。また、木工体験を通して地域の伝統に触れることもこのツアーの大きな魅力の一つです。

参加の意義

このツアーが提供するのは、単なる観光ではありません。日本独自の森林浴の歴史とその効能を専門家から学びながら、実際に得られる体験を通じて、参加者それぞれが心と体のリフレッシュを図ることが求められています。さらに、地域の経済活性化に寄与しながら、国際的な文化交流の一環としても重要な意味を持ちます。

森と未来の使命

一般社団法人森と未来は、日本の森林と人々が共に健康で持続可能な未来を創り出すことを目的に、2015年に設立されました。彼らは、森林空間を活用したプログラムの開発や人材の育成を行い、地域資源を有効活用するための取り組みを進めています。今回のツアーもその一環として、日本の森の新たな価値を発信することに寄与しています。