グローバル人材市場の求人動向が変化する中で
ヒューマンリソシア株式会社が運営する求人情報サイト「Daijob.com」が、2023年度から2025年度にかけての日本国内のグローバル人材求人の動向を詳細に分析しました。この調査により、職務内容や応募条件において、AIやデータ分析、業務改善、さらにはプロジェクト推進といった領域における専門技能への需要が急速に高まっていることが明らかとなりました。
1. 求人ニーズの変化
調査によると、グローバル人材市場では、英語などの「語学力」が依然として重要な要件とされていますが、それに加えて専門性や業務推進力の高い人材へのニーズが顕著に増加しています。特に、約6割以上の求人が「ビジネスレベル以上」の英語力を求めている現状があります。
特筆すべきは、職務内容や応募条件にAI関連の業務やデータ分析を含む求人の割合が増加している点です。具体的な数値として、AI活用に関する記述は2023年度の3.4%から2025年度には7%に上昇し、データ分析については30.5%から40.4%へと増加しています。このような変化は、業務の効率化や改善を意識する企業の姿勢を表しています。
2. 求人の詳細な分析
調査結果をもう少し深く掘り下げると、個々のスキルに対する具体的なニーズの上昇が確認されます。特に、プロジェクト推進に関する記述の割合は40.8%から53.2%にまで増加し、顧客との交渉や提案においてもその重要性が増しています。これにより、専門的な技術知識を持ち、チームと連携しながら業務を推進できる人材が求められています。
また、職種別で見ると、営業やカスタマーサービスに従事する職種の構成比が上昇しています。法人営業や海外担当営業、さらにはコールセンターのスーパーバイザーなど、多言語での対応が求められる場面が増えているのです。
3. なぜ「専門性」が必要か?
日本貿易振興機構(JETRO)の調査によると、海外ビジネスを行う企業の約85%が海外展開を担う人材が不足していると感じています。この状況は、今後のグローバル市場における競争力に影響を及ぼす可能性が高いです。企業が求める人材は、単に語学力を持つだけでなく、業務に役立つ専門知識や、AIを活用した分析力を持ち合わせている必要があります。
4. 結論
このように、グローバル人材市場では「語学力」に加え、「専門性」と「実務推進力」がますます求められていることが判明しました。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中で、AIやデータを適切に活用できる人材の価値は今後もさらに高まっていくでしょう。ヒューマンリソシアは、こうしたニーズに応えるために、多様な技能を持つグローバル人材のキャリア構築を支援していきます。