新たな宿泊体験「ペンギンルーム 嬉野」オープン
佐賀県嬉野市に、新しいコンセプトルーム「ペンギンルーム 嬉野」が誕生します。この特別な宿泊施設は、イラストレーターのさかざきちはるさんによるアートと、本が融合した体験を提供します。開業日は2025年7月6日(土)で、宿泊の予約は2025年6月10日(火)から始まります。
「ペンギンルーム 嬉野」の魅力とは?
「ペンギンルーム 嬉野」は、1300年の歴史を持つ嬉野温泉の中に位置し、和多屋別荘の一環として特別に設計されています。木造の温泉フロアに新たに作られたこの部屋では、宿泊客がさかざきさんの作品を自由に鑑賞できるだけでなく、希少な書籍も手に取ることができます。
客室には、さかざきさんが手掛ける『ペンギンアパートメント』の原画が展示され、さらに新たに描かれた壁画アートも見どころです。この2メートルにも及ぶ壁画は、佐賀の伝統工芸「名尾手すき和紙」に描かれており、さかざきさんにとって初めての試みとなります。
予約と宿泊料金
宿泊の料金は、1泊2食付きで1名26,125円(税込)から。最大3名まで宿泊可能で、予約は公式サイトから行えます。入湯税として、1名あたり150円が別途必要です。
オープン記念イベント
「ペンギンルーム 嬉野」のオープンを祝って、2025年7月6日(日)には3つの特別イベントが開催されます。
1.
さかざきちはる サイン&トーク
さかざきさんが自身の作品にまつわるエピソードを語り、終了後にはサイン会も行われます。先着50名様が対象で、参加は無料ですが、書籍または作品を購入する必要があります。
2.
ルームツアー
10名限定の特別ツアーも実施され、さかざきさん自身がルーム内や壁画の秘話を語ります。参加費は3,000円(税込)で、事前申し込みが必要です。
3.
七夕奉納イベント
笹飾りに願いを込めた短冊を飾るイベントもあり、どなたでも参加できます。飾られた短冊は後日、白ナマズを祀る神社で奉納されます。
空間設計は「OpenA」によるもの
このペンギンルームは、建築設計事務所「OpenA」が担当しています。彼らは過去にさかざきさんの展示空間を手がけた経験があり、アートとストーリーを融合させた特別な空間を創造しています。
公式サイトでは、最新の情報やイベントの詳細が随時更新されるので、ぜひチェックしてみてください。
現在の企画展「ペンギンと色」も要チェック
ペンギンミュージアムでは、企画展「ペンギンと色」が開催中です。後期テーマは「明るい色をまた届けに来ました」と題し、様々な色で描かれたペンギンたちの原画が展示されています。
また、この機会にさかざきさんの作品に触れ、是非とも「ペンギンルーム 嬉野」で特別なひとときをお過ごしください。