赤ちゃんの日に寄せて
2025年10月10日は「赤ちゃんの日」として知られています。この日を迎えるにあたり、株式会社鈴木ハーブ研究所は育児やスキンケアに関する調査を行いました。その結果、0歳から1歳のお子さまを持つ母親310名からの貴重なデータが得られました。
調査の背景
「赤ちゃんの日」は、妊娠期間の「十月十日(とつきとおか)」に由来しています。鈴木ハーブ研究所は創業者夫婦の愛娘の肌荒れをきっかけに、赤ちゃんから高齢者まで幅広く使用できる商品の開発を行ってきました。今回の調査では、赤ちゃんの育児に係る実情を明らかにすることを目的としています。
父親の育児への積極的参加
調査結果によると「特になにもしていない」という父親の割合はわずか6.7%に留まり、93.3%の父親がなんらかの育児に参加していることが分かりました。最も多く担当されている育児の内容は「お風呂に入れる」ことです。さらに、「遊び」や「おむつ替え」についても、60%以上の父親が関わっていると回答しました。また、父親に望む育児内容でも「お風呂に入れる」がトップに挙げられています。
有効な洗浄剤の使用状況
赤ちゃんの体を洗う際に洗浄剤を使用している家庭は全体の90.3%で、その中でも82.5%は泡タイプのベビーソープを利用しています。また、沐浴剤のみを使っている家庭は7.4%と少数です。泡タイプのベビーソープの人気が際立つ結果となりました。
魅力的な商品説明の傾向
赤ちゃん用の石鹸やソープで魅力的に感じる商品説明のトップは「肌にやさしい」で、77.7%でした。「赤ちゃん専用」も一定の人気を集めており、特に月齢の低い赤ちゃんを持つ家庭での需要が高いことが伺えます。
スキンケアの使用状況
0歳から1歳の赤ちゃんにスキンケアを行っている家庭は89%という高い数字が出ました。その中でも乳液やクリーム、ミルクタイプが62.7%と最も多く利用されています。一方で、化粧水やローションの使用率は1歳になると低下しています。
育児情報の収集源
育児商品やケアに関する情報源は、61.9%が「SNS」と回答しており、「友人・知人・家族」や「産婦人科や助産師」を上回る結果となりました。これは、SNSが現代の育児情報において重要な役割を果たしていることを示しています。
この調査を通じて、赤ちゃんの日を迎える際の育児の実態やスキンケアのニーズが明らかになり、今後の商品開発やより良い育児環境の構築に生かされることが期待されます。