世界初!固体電池搭載ポータブル電源「YOSHINO」がTHE [] STORE出店で売上5倍以上に!
近年、防災意識の高まりやアウトドアブームを背景に、ポータブル電源市場は急成長を遂げています。そんな中、世界で初めて固体電池を採用したポータブル電源「YOSHINO」が注目を集めています。開発・販売を手掛けるのは、ヨシノパワージャパン株式会社。2023年11月のブランドローンチから、主にECモールでの販売を展開していましたが、この度、渋谷の複合施設RAYARD MIYASHITA PARK内にある次世代型ショップ「THE [] STORE」への出店によって、売上をなんと5倍以上に拡大させるという快挙を成し遂げました。
YOSHINOの強み:安全性と高性能を両立した固体電池
YOSHINOの最大の特徴は、世界初の固体電池採用です。従来の液体電池と比較して、安全性、耐久性、軽量化において圧倒的なアドバンテージを持っています。液体電池は温度変化や衝撃によって爆発や火災の危険性がありますが、固体電池はこれらのリスクを大幅に軽減。地震大国である日本において、その安全性は大きな魅力となっています。加えて、高いエネルギー密度を実現しながらも軽量化も実現しているため、持ち運びにも便利です。
ECモール中心からリアル店舗へ:THE [] STORE出店の狙い
これまでAmazonや楽天などのECモールでの販売が中心だったYOSHINO。しかし、オンライン上では製品の機能や特徴を十分に伝えきれないという課題がありました。そこで、顧客との接点を増やすため、家電量販店への展開やポップアップストアの開催を計画。その第一歩として選ばれたのが、「THE [] STORE」でした。
「THE [] STORE」は、若い世代から富裕層まで幅広い客層にリーチできる立地であること、そして、リアルな体験を提供できる場であることが選定理由です。高価格帯のYOSHINOにとって、理想的な販売環境だったと言えるでしょう。
SNSとリアル店舗を融合したOMO戦略
「THE [] STORE」出店に際しては、SNSを効果的に活用したOMO戦略が展開されました。InstagramやX(旧Twitter)で積極的に情報発信を行い、イベント告知や製品の魅力を発信。特に、ライブ配信による抽選会は大きな反響を呼び、2000回以上の再生回数を記録しました。
リアル店舗では、来店者限定の割引クーポンや購入特典を用意。さらに、SNS投稿キャンペーンを実施し、ユーザー生成コンテンツ(UGC)による集客効果も生み出しました。
店舗での工夫:アウトドアシーンを前面に押し出す
「THE [] STORE」での製品展示にも工夫が凝らされています。ポータブル電源はアウトドアと防災の2つの用途がありますが、入口では防災用途ではなく、アウトドアシーンでの利用をメインに展示。親しみやすい雰囲気作りが、多くの顧客を惹きつけました。
目に見える成果:売上5倍増と顧客エンゲージメント向上
「THE [] STORE」出店の結果は、まさに目覚ましいものでした。7日間で2000名以上の来店者を記録。ECモールでの売上は通常時の約5倍以上に増加し、製品に関するお問い合わせも3~4倍に増加しました。これらの成果は、SNS戦略、リアル店舗での工夫、そして顧客体験向上への取り組みがうまく機能した証と言えるでしょう。
今後の展望
ヨシノパワージャパンは、今回の成功を踏まえ、今後もポップアップストアなどのリアル店舗展開を積極的に行っていく予定です。オンラインとオフラインを融合させたOMO戦略によって、さらなるブランド認知度向上と市場拡大を目指していきます。
まとめ
YOSHINOの「THE [] STORE」出店は、次世代ポータブル電源ブランドの成功事例として、多くの企業にとって貴重な学びとなるでしょう。安全性の高い製品、効果的なマーケティング戦略、そして顧客との密なコミュニケーション。これらの要素が、売上5倍増という大きな成果に繋がりました。今後、YOSHINOがポータブル電源市場でどのような進化を遂げていくのか、目が離せません。