神奈川で子育てを応援！「はじめてばこ」10万個達成の喜び

神奈川県と生活協同組合パルシステム神奈川、テレビ神奈川（tvk）がコラボレーションした「かながわMIRAIキャンペーン」、その一環として提供される「はじめてばこ」がこのたび、配布された個数が10万を超えました。このキャンペーンは、地域で新たに生まれた子どもとその家族を祝福し、子育てを支援することを目的としています。

「はじめてばこ」とは？

「はじめてばこ」は、2020年1月から始まった取り組みで、子どもの誕生を祝う特別なプレゼントボックスです。出産を控えている世帯に届けられ、毎月の宅配を通じて必要な育児用品やサービス券が含まれています。これにより、地域の子育てを充実させる取り組みが進められています。

10万個目の受け取り

10万個目の「はじめてばこ」を受け取ったのは、横浜市都筑区の大賀優里さんです。前回長男が誕生した際にもこのプレゼントを受け取っており、育児に役立つアイテムがたくさん入っていることに感謝の気持ちを寄せていました。「大切に開けるこの箱は、子どもたちにとっても楽しみな瞬間です」と微笑みを浮かべました。

地域の協力

この活動は神奈川県の黒岩祐治知事との協力のもと行われ、地元企業の協賛も受けています。オリジナルデザインのボックスには、地元特産のアイテムが詰まっており、子どもたちの思い出としても使えるように工夫されています。デザインも心温まるもので、地域への愛と感謝が込められています。

さらなる支援。

「はじめてばこ」を受け取ることで、利用者はパルシステム神奈川の「かながわMIRAIクラブ」に登録されます。これにより、生後5か月から1歳までの間に「離乳食はじめてセット」などの便利な商品が毎月届けられるほか、誕生日には特別なギフトも受け取ります。また、LINEのグループでは育児に役立つ情報やイベントの案内も共有されます。宅配サービスの手数料も特典として、子どもが1歳になるまで無料です。

生協の取り組み

生活協同組合パルシステムは、2025年の国際協同組合年を見据え、今後も地域に根ざした子育て支援を行い続ける考えを示しています。「人と人をつなぎ、地域の子育てを支え合う」ことが、この活動の中核に位置づけられています。

「はじめてばこ」は、家族が誕生する際の喜びを分かち合い、地域が一つになってその育児を支援する貴重なプロジェクトです。これからも、新しい家族が増えていく中で、神奈川の温かい支援が広がることを期待しています。