ニトリが革新した3人掛けソファ、持ち帰り可能な新時代へ

ニトリ、持ち帰り可能な革新型3人掛けソファを発表

株式会社ニトリが、2025年10月下旬より全国の店舗とオンラインで販売を開始する「圧縮パッケージ3人掛け布張りソファ（XL15）」が話題です。この新しいソファは、持ち帰り可能な圧縮パッケージから生まれた、先進的なインテリア商品です。

持ち帰りの利便性

これまで、大型のソファはサイズが大きく、持ち帰ることが難しいため配送が前提とされていました。ニトリでは、ベッドマットレスや枕などの圧縮パッケージ商品の展開を行ってきた結果、顧客から「そのまま持ち帰れたら便利」という声が寄せられました。

そこで、ニトリは圧縮梱包技術を活用して、ファミリーや友人と共に座れる、幅222cmのゆったりしたソファを開発。これにより、3辺合計174cm×2梱包というコンパクトな形で持ち帰ることが可能になったのです。

クオリティと快適さの追求

試作段階では、圧縮による座り心地の変化を防ぐための苦労があったものの、最終的には自社開発の技術により快適さを維持したまま圧縮を実現しました。素材選定や構造設計にもこだわりが見られ、特に、座面と背もたれには厚いクッションが使用されています。リラックスした座り心地を提供し、低めの肘掛けも設計されているため、横になったりくつろいだりする際にも便利です。また、やわらかなウレタン素材を使っていることで、小さなお子さまが触れても安全です。

シンプルで洗練されたデザイン

このソファはシンプルでモダンなデザインが魅力です。カラーはグレーとモカの2色があり、どんなインテリアにも自然に溶け込みます。これにより、リビング空間が上質な雰囲気に変わります。

環境への配慮

ニトリは、圧縮梱包による輸送効率の向上を通じて、CO₂排出を削減する取り組みも行っています。配送においては、従来の2人のスタッフによる配送から、1人で対応可能になることで、物流の効率化にも貢献。2024年問題にも対応した形で、さらなる環境配慮を進めています。ニトリは今後も「つくる」「はこぶ」「つかう」「つかいおわったあと」というすべての段階で、環境に優しい商品を提供し続けることを約束しています。