株式会社ミロク情報サービス、初の統合報告書2025を発行
株式会社ミロク情報サービス(MJS)は、2025年10月30日に初めての「統合報告書2025」を発行し、同日MJSコーポレートサイトで公開しました。この報告書は、MJSの企業理念や経営方針を反映し、同社の特徴とともに今後の変革の姿を示しています。
MJSは、これまでに多くの中堅・中小企業やその顧問先の会計事務所と共に、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んできた実績があります。「統合報告書2025」は、その道のりを多様なステークホルダーに向けて発信することを目的としており、株主や投資家のみならず、お客様や従業員、取引先、さらには学生など、幅広い層に情報を提供します。
報告書では、経営者のメッセージやMJSが大切にしている価値観、会計事務所との強固な関係性についても述べられています。これにより、MJSのビジネスモデル変革を通じて持続的成長を目指し、経営戦略やコーポレート・ガバナンス、さらにはサステナビリティに関する情報も分かりやすくまとめています。
特に注目すべきは、報告書内にMJSの従業員のコメントが随所に掲載されている点です。これにより、ステークホルダーとの双方向のコミュニケーションを重視し、情報を親しみやすく提供するスタンスが顕著に表れています。
発行の背景と目的
MJSは、初回の「統合報告書2025」の制作にあたり、再来年度を見据えた完成形を基に内容を詳細に絞り込む作業を行いました。また、国際統合報告フレームワーク及び経済産業省の価値協創ガイダンスを参考にし、各項目を丁寧に編集した結果、さらなる充実した情報開示が実現しました。
今後もMJSは、ステークホルダーとの対話を経て、情報開示やコミュニケーションの深化に努めていく方針です。経営方針には、「税理士や公認会計士と共に中堅・中小企業の経営革新を推進し、その発展に寄与する」というビジョンが掲げられており、日本経済への貢献も強く意識されています。
「統合報告書2025」の概要
- - 発行日: 2025年10月30日
- - 対象期間: 2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)
- - 公開場所: MJSコーポレートサイト
- - 発行形態: 日本語版(PDF、46ページ)
英語版も2025年12月に発行予定であり、様々な言語での情報提供を通じて、より多くのステークホルダーと連携を強化することが期待されています。
掲載内容
1. 表紙
2. イントロダクション
- 社長メッセージ
- 理念体系とマテリアリティ
- MJSの変革の軌跡
3. 価値創造ストーリー
- 価値創造プロセス
- 5つの資本
- 製品・サービス
- コアコンピタンス
4. 戦略
- 中期経営計画Vision2028
- 基本戦略の概要・進捗
- 財務戦略
- ステークホルダーエンゲージメント
5. 経営資源の強化
- 人的資本
- 知的資本
- 気候関連への対応(TCFD)
6. コーポレート・ガバナンス
- 役員紹介
- コーポレート・ガバナンス
- リスクマネジメント
- コンプライアンス
7. 企業データ
- 財務・非財務ハイライト
- 会社概要
- 編集後記
このように、MJSは多様な情報を一元化し、透明性のある経営を目指していきます。数値やデータだけでなく、企業文化や人間味に富んだ側面を備えた報告書として、多くの人々に認知されることを目指しています。今後のMJSの動向にも注目です。