トライフープ岡山とインブルー、デニムスーツの新たな挑戦

新たな挑戦を遂げるデニムスーツ

岡山県を拠点とするBリーグのバスケットボールチーム、トライフープ岡山とデニム専門ブランドのインブルーが、デニムスーツの新たなプロジェクトを発表しました。このコラボレーションは、地域のファッションシーンだけでなく、バスケットボールのさらなる盛り上げを目指すものです。

パイオニアとしての出発

トライフープ岡山の中島代表がデニムスーツのプロデュースにかけた思いは、2013年に彼と出会ったことから始まります。「岡山をバスケットボールが身近な街にしたい」という彼の夢に共感した松岡代表は、共に新たな挑戦に挑む決意を固めました。

デニムスーツのカテゴリーを一新したインブルーは、軽やかで扱いやすい生地を用いて、スタイリッシュで個性的なデザインを実現。この新たなデニムスーツは、一般的なデニムの重さや厚さに対するイメージを覆すものです。

コロナ禍を経て新たなステージへ

コロナウイルスが台頭した2020年以降、社会が新たな光を取り戻す中で、トライフープ岡山は次のステージに進む準備を整えました。新たに開発した『ソラーロデニム』は、その名の通り光の当たり方で色が変化する独特な生地で、選手たちが力強く羽ばたく姿を表現しています。

地域の力を引き出すデニム

新シーズンには大森ヘッドコーチが加わり、さらなる成長を目指すトライフープ岡山。昨季はB2昇格を逃しましたが、その奮起は周囲にも励みをもたらしています。インブルーと共に、岡山から大きなうねりを生み出そうとするこのプロジェクトは、地域創生にも寄与するものです。

inBlueのモノづくり哲学

inBlueは、エコに配慮したモノづくりを進めており、サステナビリティに対する強い意識を持っています。完全オーダー生産と超小ロット生産のため、在庫リスクを回避し、必要な人に必要な時に届けるスタイルを実現しています。

また、オーバーホールサービスを通じて、長期間にわたり愛用してもらえる衣服作りを目指しています。

社会問題への挑戦

inBlueは、男女平等や地方創生、デジタル・トランスフォーメーション(DX)といった社会的なテーマにも積極的に取り組んでいます。特に、デニムスーツを通じた女性の活躍促進や、地域の活性化を図る姿勢が顕著です。

オーダー方法とコラボレーションの展望

デニムスーツのオーダーは、店舗での直接注文や、各都市でのオーダー会、さらにリモートでも可能です。各地で開催されるオーダー会では、サンプルスーツを試しながらスムーズにカスタマイズができるため、多くの人に楽しんでもらえる機会となります。

トライフープ岡山とinBlueのタッグは、岡山のスポーツとファッションの新たな未来を切り開く試みです。両者の挑戦が、岡山から広まる大きなうねりへと変わっていくことを期待しています。