世界初のクラウド補聴器「WIDEX ALLURE」の登場
神奈川県大和市のWSオーディオロジージャパン株式会社は、2023年8月13日に新製品、WIDEX ALLUREを発表しました。この製品は、なんと世界初のクラウド型補聴器として位置づけられています。5年前に発売されたMOMENTシリーズから進化を遂げ、ワイデックスが誇る音づくりの哲学「Most Natural Sound」を受け継いでいます。
進化した技術、クラウド化される補聴器
WIDEX ALLUREは、全ての機能において大きな進化を遂げ、特に新開発のW1チップが注目されます。これにより、補聴器の調整がクラウド化され、従来のPCだけでは処理しきれなかった膨大な情報を高速で処理できるようになりました。これにより、ユーザーそれぞれの聞こえや音環境に対して、より的確な調整が行えるようになりました。
自然な音質を追求するゼロディレイ テクノロジー
「ゼロディレイ テクノロジー」は、音の遅れを限りなく排除することで、自然な音質を実現しています。ALLUREにはこの技術が搭載されており、騒音下での語音明瞭度の改善が報告されています。この技術により、ユーザーはストレスなく会話を楽しむことができ、特に騒がしい環境でも明瞭な音声を届けることが可能になりました。
環境に応じた音質の最適化
ALLUREには新機能「スピーチエンハンサーPro」が搭載されています。この機能により、音声と騒音を52バンドで細かく解析し、その場の音環境に合わせた最適な音質を自動で提供します。静かな indoor から騒音の多い屋外まで、シチュエーションに応じた音質に切り替えることが可能です。これにより、周囲の音を極端に抑えることなく、言葉をより聴き取りやすくすることが実現されました。
聴くという体験の新たな価値
ワイデックスのグローバルマーケティング代表であるAdina Bahcevaniiが述べたように、調査の結果、ほとんどのユーザーは新型の高度な騒音制御や自然な聞こえを好むと答えています。実際に騒音下での使用においては、92%の人が従来製品よりもALLUREでの体験を好むという結果が出ています。このように、WIDEX ALLUREは補聴器の性能を新たな次元へと引き上げているのです。
音に満ちた生活を支える
我々の生活は音に囲まれています。WIDEX ALLUREは、ただ耳に音を届けるだけではなく、感じてほしい音の広がりを提供します。人の声だけでなく、周囲の家族の気配や街のざわめき、大自然の音も含めて、皆様の生活を豊かにしようとする挑戦がここにあります。
このように、新しいWIDEX ALLUREは、ただの補聴器を超えて、音がもたらす楽しさや心地良さを再定義する革新的な製品です。音を通じて、より良いコミュニケーションと生活の質を向上させることに貢献することが期待されています。