京都市に本社を構える株式会社季縁が運営する着物アップサイクルブランド「季縁-KIEN-」が、来たる6月9日から15日までの期間限定で、大阪高島屋にてPOP-UP STOREをオープンすることが決まりました。この店舗では、昭和50年代から60年代にかけて作られた美しい柄の着物たちをセレクトし、それを基に作られたオートクチュールドレスやワンピースを展示・販売します。
「季縁-KIEN-」は、ただ着物を販売するだけではなく、現代のファッションに融合させることで、新しい着物の楽しみ方を提案しています。特に、黒留袖ドレスをフィーチャーしたコレクションは、多くの方にご試着いただける機会です。お客様のニーズに合わせてお仕立ての相談も行っており、個々のスタイルにぴったりな一着を見つけることができます。
また、お客様が大切にされているものの普段はタンスに眠っている着物の持ち込みも歓迎しており、アップサイクルについての相談ができるチャンスです。この機会を利用して、再生利用による持続可能なファッションの一部になってみてはいかがでしょうか。
【コレクションの一部】
- - Plume (プリュム): 袖が覆うようにデザインされた、着物の袖を意識した特徴的なスタイル。
- - Cache-coeur (カシュクール): タイトなシルエットで、アンティーク生地を贅沢に使った着物ドレスです。
- - Onepiece (ワンピース): 女性のラインを美しく見せる魅力的なデザインが人気。
- - Cocoon (コクーン): 柔らかいラインが特徴で、気品を感じさせつつも女性らしさを強調しています。
「季縁-KIEN-」は、ただのファッションブランドではなく、日本古来の着物文化を現代に引き継ぐ使命も持っています。過剰生産が環境に与える影響を重視し、無駄を削減する活動を心がけており、現代の衣生活に合う形での着物の再生利用は、着る人にも地球環境にも優しいスタイルと言えるでしょう。
同ブランドの社名には、四季の移り変わりが大切な日本の特性と、物事の巡り合わせという仏教の教えが込められています。「季縁」を通じて、多くの人々に日本文化の美しさを伝えたいという想いを持っています。
この機会に、ぜひ大阪高島屋のPOP-UP STOREに訪れてみてください。新たな着物の魅力と、伝統の美を感じることができる貴重な体験が待っています。
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