《Anywhere Door》
2025-07-10 10:59:46

感動の美を感じる《Anywhere Door》が日本とイタリアで公開

《Anywhere Door:新たな時を超えたつながりを求めて》



建築家、山之内淡(やまのうちたん)による作品《Anywhere Door》が、2025年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展において、世界に向けて発表されることとなりました。このインスタレーションは、イタリアをはじめ、日本の4つの異なる場所でも展示され、自然と文化、コミュニケーションの新たな形を模索しています。

1. 作品概要


《Anywhere Door》は、山之内が思い描く4つの場所に設置されたアート作品です。ヴェネチア・ビエンナーレでの公式展示を皮切りに、北鎌倉の円覚寺、木更津のKURKKU FIELDS、前橋の白井屋ホテルにおいても展開されます。この作品は、鑑賞者に自然とのつながりや、文化的な背景を思い起こさせるよう設計されています。

展示場所


  • - マリナレッサ庭園(イタリア、ヴェネチア)
展示期間:2025年5月10日から11月23日
イタリアのヴェネチアで、世界各国からの作品とともに展示されます。地域の風景と調和した形で設置される予定です。

  • - 臨済宗大本山 円覚寺(神奈川県鎌倉市)
展示期間:2025年7月から12月
歴史ある禅寺において、伝統と現代POPカルチャーが交錯する特別な展示です。

  • - KURKKU FIELDS(千葉県木更津市)
展示期間:2025年7月から12月(常設)
オーガニックファーム内に設置され、訪れる人々に新たな感覚を提供します。

  • - 白井屋ホテル(群馬県前橋市)
展示期間:2025年7月より(常設)
アートと歴史の演出がなされ、屋内作品として展示されます。

2. 作品意匠


《Anywhere Door》のデザインは、日本のクラフトマンシップを強調し、幻想的なコンセプトを基にしています。素材にはステンレス鋼が使用され、洗練された美しさを持ちながらも、地元の職人によって施された手作業による塗装が施されています。このように、作品はただの扉ではなく、人々の文化的な思考を喚起する一つの道具でもあります。

日本の伝統とポップカルチャーの交差


作品の背景には、日本の伝統的な寺院の山門から得たインスピレーションが込められています。山門は、物理的・精神的な境界の象徴として、多くのストーリーや象徴的な意味を持つ存在です。また、近年の日本のアニメや漫画にも見られる「扉」というモチーフを通じて、視覚的なつながりの重要性を伝えています。

3. 各展示所の特徴


マリナレッサ庭園


ここでは、周囲の自然と調和した設置がなされ、訪れる人々に新しい視点を提供します。特に掘削ができないため、特別なプラットフォームを使用して固定されます。

円覚寺


文化庁の許可と、地元文化財課による立ち会いのもと、慎重に設置される予定です。大きな山門の広場に現れる《Anywhere Door》は、歴史と未来をつなぐ役割を果たします。

KURKKU FIELDS


オーガニックな環境で、親しみやすさが考慮された設計がされています。作品は、子どもたちにも楽しんでもらえるような遊具のような存在となることが期待されています。

白井屋ホテル


唯一の屋内インスタレーションとして、宿泊客や訪問者に新たな体験を提供し、アートとしての価値を高めます。

4. まとめ


《Anywhere Door》は、地域と文化をつなげる新しい試みであり、山之内淡の思いが体現された作品です。国境を越えて、全ての人々にインスピレーションを与え、つながりの重要さを伝えることを目的としています。アートの中に隠された意味を感じ取り、未来へと繋がる新たな体験を楽しんでください。


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会社情報

会社名
株式会社AWGL
住所
神奈川県鎌倉市山ノ内197-51
電話番号

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