今治市の魅力を伝える新動画公開！移住を考える方に贈るリアルな生活シーン

今治市の魅力を伝える新コンセプト動画

愛媛県今治市が、移住を促進するための新しい施策「おいで今治！魅力徹底分析・発信戦略事業」の一環として、新たなコンセプト動画「今治時間で、生きていく。」を発表しました。このプロジェクトは、令和3年度に今治市役所内で設立された「移住交流推進プロジェクトチーム」によって進められています。現役の地域おこし協力隊員や市役所の複数の部門のメンバーが集まり、今治市の魅力を多角的に分析し、移住促進ビジョンを議論してきました。

今回製作された新動画は、今治市の日常をリアルに捉えた3つの異なるシーンによって構成されており、市の豊かさを様々な視点から表現しています。これにより、視聴者が今治市での生活をより具体的にイメージできるようになっています。

3つのコンセプト

1. 趣味編 - 08:20
- サイクリングを楽しむ夫婦の姿を描き、日々の生活の中で趣味を気にせず楽しむことのできる場所としての今治の魅力を表現。

2. 夢追い編 - 12:45
- 穏やかな日差しの中、カフェでのひとときを楽しむ人々を描写。今治は自分の挑戦を実現できる場所としてのポテンシャルを強調しています。

3. 子育て編 - 17:11
- 夕暮れにみかんを収穫する家族の姿を想起させ、自然に囲まれた中で自由に子育てをすることができる環境をアピールしています。

今治市出身の若手カメラマンが撮影協力

このプロジェクトに参加したのは、是枝裕和監督の作品『怪物』のメインポスターを撮影した末長真さん。今治市出身の彼は、地元に特有の景観を独自の視点で切り取ることで、市の魅力を引き立てるべく協力しました。末長さんは、「今治の景色は心躍るものであり、その美しさが新たな移住者を引き寄せることを願っています」と語っています。

数値で見る今治市の移住者実態

近年、今治市への移住者数は年々増加し続けています。令和4年度には、なんと21,06人が新たに移住してきており、その中には県外からの移住者が1,334人を占めています。特に20代から40代の層に多く支持されていることから、今治市は愛媛県内でも人気の移住先とされています。

また、今治市は自然環境が豊かなだけでなく、製造業や造船業に強みがあり、地域の経済活動も活発です。人口約15万人と比較的小規模ながら、世界有数の海事都市として、多くの企業や人々が集まっています。