シンガーXinUが挑む新時代の音楽制作、アート市場を開拓

XinUが描く音楽とアートの新しい未来

シンガーのXinU（シンユウ）が、画期的な手法で音楽制作の資金を調達する新たなプロジェクト「XinU ART MARKET」を発表しました。このクラウドファンディングは、2023年8月25日から10月19日までの期間で、アート作品を販売しながら次のEP制作に必要な資金を集める試みです。

アートで音楽の資金調達

XinUは、写真家やデザイナーとのコラボレーションを通じて、これまでのアートワークを新しい作品としてリリースしています。昨年のデビュー前には、420万円を調達してデビューEPやミュージックビデオを制作した実績がありますが、今回はさらに進化した形でのアートビジネスに挑みます。

彼女が手掛けるアートには、アクリル板に直接現像した作品や、蛍光素材のギャラクシーフレームを用いた作品が含まれ、使用する素材や表現方法においても革新を追求しています。特に、新たなアートフォトブック&CDでは、音楽と歌詞の世界観をビジュアルで表現することに注力しています。

イベントの開催と新曲リリース

また、開催期間中には様々なイベントも予定されており、9月18日には早稲田奉仕園スコットホールで「& Piano」イベントに出演します。ここでは出品作品の展示も行われます。さらに、10月1日には代官山Suppageで1日限りのPOP UP展示会を開催し、アートと音楽の融合を感じさせる機会を提供します。

音声配信アプリ「stand.FM」では、XinUのラジオ番組「眠れない夜に」の配信もスタートし、毎週水曜日と日曜日に放送が行われる予定です。

資金調達の新たな流れ

シンガーのXinUは、アートを用いて音楽制作資金を集めるという新たなスタイルを確立しており、今後の音楽界にも大きな影響を与える可能性があります。その後は10月16日に上野でMASSAN×BASHIRYとの共演も予定されており、次のEPに収録される新曲「楽園」がデジタルリリースされる予定です。

XinUの活動は、従来のレコード会社からは独立した形で、自ら資金を得る新しい道を開く試みとして注目されています。これにより、多くのアーティストが自分たちの作品に対する自由度を高め、より多様な表現が可能になるかもしれません。