ケニアの未来を担う医者を育てるNPO法人の誕生
東京に新たに誕生したNPO法人「未来の医者を育てる会」は、多くの夢を追いかける子どもたちを支えるために設立されました。2023年4月に設立され、9月には東京都からNPO法人の認証を受けました。この団体は、金銭的な理由によって進学できない、ケニアのスラムに住む医者を目指す子どもたちを支援するためのものです。
代表理事の思い
設立の中心人物である高校1年生の榎本和真氏は、医者になりたいという子どもたちの夢を応援したいという想いからこの団体を立ち上げました。彼は「私たちは、未来を担う子どもたちの夢を支えることで、ケニアの医療体制の改善に少しでも寄与できれば」と語っています。
ケニアでは、特に医療体制が整っていない地域が多く、医療従事者の不足が深刻な問題となっています。榎本氏は「多くの子どもたちが学費や家庭の事情で教育を受けられず、医者になる夢を諦めている状況を変えたい」との意気込みを示しています。
具体的な支援内容
「未来の医者を育てる会」では、子どもたちが教育を受けられるように、必要な学費を全額支援します。教育を受けることで、自分自身だけでなく、地域社会も変えていく力を育もうというのがこの団体の目的です。
支援は単に金銭的なものだけではありません。団体は、子どもたちの医療関連の知識を深めるためのプログラムや、定期的なフォローアップも行っていく予定です。これによって、ただの支援にとどまらず、持続可能な支援体制を築くことを目指しています。
活動に賛同を
「未来の医者を育てる会」は今後、皆様からの寄付をお願いしています。寄付は、受けた学費支援を通じて、医者になりたい子どもたちの夢を実現するために役立てられます。榎本氏は「私たちの活動に賛同していただければ幸いです。共に未来の医療を支える子どもたちへ希望を与える手助けをしましょう」と呼びかけています。
名簿には、榎本和真氏に加え、昵近な副代表榎本拓真氏、高校生と中学生からなる理事陣など、若い力を生かす多様な顔ぶれが揃っています。また、株式会社ホワイトボックスの上村光治氏や公認会計士・税理士の海津元則氏も参加し、支援体制を強化していく計画です。
お問い合わせ
興味を持たれた方は、ぜひ公式ウェブサイトもご覧ください。
私たちの支援がケニアの未来につながることを願い、活動を続けていきます。