シーイヤーが新しい音響プロトコル「Cear Connect」を発表
東京都台東区に本社を置くシーイヤー株式会社(代表取締役:村山好孝)は、2026年3月26日に開催される「Cear Technology Conference 2026」(CTC 2026)において、次世代の音響デバイス制御を実現するプロトコル「Cear Connect」を正式に発表することを発表しました。また、Cear Connectに対応したOEMモジュールも同時に発表し、2026年4月中に量産を予定しています。
音響デバイスの制御における課題
シーイヤーが開発した小型スピーカー「Cear pavé」は、ライブイベントや美術館、スポーツ施設など、さまざまな場面での利用が進んでいます。ユーザーからは「EQ設定が可能になればいい」「多くのpavéをまとめてコントロールしたい」「設置やセットアップを簡易化してほしい」といった意見が寄せられています。
同時に、多数のpavéを用いた波面合成などの応用においては、開発者側にも制御の仕組みが求められていました。こうした現場からの声と開発ニーズが結実したのが「Cear Connect」です。
Cear Connectの特長
「Cear Connect」は、音響デバイス制御・パラメータ転送のための共通プロトコル層であり、トランスポートに依存しない点が特徴です。USB HID、Bluetooth® LE (GATT)、Bluetooth® LE Audio Periodic Advertisement、Auracast™の4つの規格を統一したAPIで制御が可能になりました。その結果、スマートフォン1台を使って、複数の音響デバイスをリアルタイムで操作できるようになります。
Cear Connectで実現できる機能例
- - デバイス内部パラメータの書き換え(ビットレート、遅延、音場設定など)
- - 複数デバイスの一括制御や設定の再現・配布
- - Auracast™ 基盤による音場制御(Cear Field)
- - 既存の有線・無線デバイスに対するトランスポート非依存のアクセス
OEMモジュールのリリース
Cear pavé基板のCear Connect対応ソフトウェアスタックをモジュール化し、Auracast™受信・再生、LE Audio PAによるパラメータ受信、Bluetooth LE (GATT)による設定変更が可能なOEMモジュールを開発しました。企業が自社製品に搭載することで、即座にエコシステムに参加できる仕組みです。量産は2026年4月を見込んでいます。
空間音響導入の実績
シーイヤーの音響技術は、すでに日本国内外の名声ある場所やイベントにおいて利用されています。例えば、EXPO 2025大阪・関西万博のイギリスパビリオンでは空間音響の演出が行われました。また、さっぽろ雪まつり2026では「ザ・スノーラウンジ」において空間音響インスタレーションも実現されています。
先行パートナーの募集
シーイヤー株式会社では、Cear Connectエコシステムに参加する先行パートナー企業を募集しています。2026年4月に量産が開始された後、Cear Connectモジュールを提供し、共同開発や製品化を支援します。興味のある企業は、ぜひお問合せください。
お問い合わせ先
シーイヤー株式会社、担当髙岡仙、Email:
[email protected]
公式ウェブサイト:
シーイヤー株式会社
※Bluetooth®、Auracast™の商標およびロゴはBluetooth SIG, Inc.が所有しています。Qualcomm®、Snapdragon Sound™、Dragonwing™はQualcomm Incorporatedの商標または登録商標です。Awesound®はリオン株式会社の登録商標であり、シーイヤー株式会社はサブライセンス契約に基づき使用しています。