鬼壺の魅力
2022-10-20 13:42:14

愛媛の伝統が新たな快適さを提供する「鬼壺」とは

鬼サウナの新アイテム「鬼壺」とは



最近、ブームとなりつつあるサウナ文化。その中で、サウナ室内の乾燥が長年の課題とされています。そこで、愛媛県の「伊予の湯治場 喜助の湯」では、伝統的な「菊間瓦」の窯元である小泉製瓦有限会社と連携し、新しいアイテム「鬼壺」を開発しました。

乾燥の悩みを解消する「鬼壺」



従来、サウナ室の乾燥対策としては、定期的に自動的にロウリュを行っていました。しかし、「鬼壺」を用いることで、ロウリュの水を貯蓄し、室内の湿度を約20%に保つことが可能となりました。これにより、訪れる人々は息苦しさや肌の乾燥を感じることなく、快適にサウナを楽しむことができます。

ロウリュとは、熱した石に水をかけ、発生させた水蒸気によって体感温度を上昇させる入浴法の一種です。「鬼壺」の導入によって、より効果的なロウリュが実現されるのです。

鬼をテーマにしたユニークなサウナ体験



「伊予の湯治場 喜助の湯」は、JR松山駅前に位置し、四国でのサウナの聖地とされています。2022年6月に新設された「鬼サウナ」は、入り口に設置された魔除けの「鬼瓦」が印象的です。サウナ内部には、耐熱性に優れた「鬼丸」と「鬼玉」のサウナストーンが用意されています。これらのストーンも小泉製瓦有限会社が手掛けたものです。

鬼サウナには、異なるテーマを持つ赤と青の2つのサウナ小屋があり、日本初の「菊間瓦」製ストーンが設置されています。これに加えて、「鬼壺」はサウナ専用の新しいアイテムとして登場し、さらなる快適さを提供します。

伝統工芸「菊間瓦」の魅力



愛媛県今治市では750年以上前から続く「いぶし瓦」という高級瓦の製造の歴史があります。この伝統工芸品が「菊間瓦」として知られ、今では愛媛のシンボルとなっています。小泉製瓦有限会社は、その「菊間瓦」を製造する窯元の一つです。

所在地は愛媛県今治市菊間町浜にあり、創業は1278年という長い歴史を持ちます。菊間瓦を用いた工芸品も製作しており、その技術力は高く評価されています。

キスケ株式会社の役割



また、「伊予の湯治場 喜助の湯」を運営するキスケ株式会社は1970年に設立され、多岐にわたるアミューズメント事業を展開しています。この会社の取り組みも、愛媛の魅力を発信する一因となっています。


現代的なサウナ体験と伝統工芸が交わることで生まれた「鬼壺」、そして「鬼サウナ」の進化が、愛媛のサウナ文化をさらに豊かにしています。多くのサウナーや観光客が全国から訪れる「鬼サウナ」。今こそ、その進化したサウナ体験を体感してみてはどうでしょうか。

会社情報

会社名
キスケ株式会社
住所
愛媛県松山市宮田町4番地キスケBOX
電話番号
089-921-0133

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。