電話業務の効率化を実現する新たなAIエージェントの機能連携
メディアリンク株式会社が提供する電話AIエージェント「DXでんわ」は、IP-PBXである「MediaOffice」との機能連携を実現しました。この連携により、企業の電話業務がさらに効率化され、コスト削減が期待されます。
DXでんわとMediaOfficeの連携によるメリット
1. 内線転送による通話料の削減
これまで「DXでんわ」では、有人転送時の通話は外線転送のみが可能でしたが、連携によって内線転送が可能になりました。これにより、自社内での電話振り分けやオペレーターへのエスカレーションがコストをかけずに行えるようになりました。特に内線転送に焦点を当てれば、不要な通話料を大きく削減できます。
2. 発信機能の追加
従来、050番号は着信専用でしたが、この連携により発信も可能に。顧客とのやり取りにおいて、電話番号の使い分けをしやすくし、キャリア提供の有料転送サービス利用を避けることができます。
3. スマートフォンの内線化
従業員のスマートフォンや携帯電話を内線扱いにし、通話料金を無料にできるのも大きなポイント。050番号を割り当てることで、社外への発信時の通話料も抑えられます。
4. 自動録音機能の拡充
以前は外部からの着信が有人転送された後の通話内容のみが録音対象でしたが、この連携でスマートフォンでの発信も含む全ての通話内容が自動録音されるようになります。これにより、ビジネスにおける透明性が向上します。
「DXでんわ」について
「DXでんわ」は、企業の電話業務をデジタルトランスフォーメーション(DX)することを目的とした電話自動応答サービスです。24時間365日体制で自動受付が行われ、電話相手の要望に応じた担当者への振り分けが実現します。また、音声自動テキスト化機能やSMS送信機能など、多彩な機能が標準で装備されています。特に、約40言語に対応することから、多国籍なビジネスシーンでも役立つツールです。
「MediaOffice」について
「MediaOffice」は、メディアリンクが独自に開発したオールインワン型の電話システムです。主にオフィス電話やコール業務に必要な機能を兼備し、複数拠点の管理が可能です。直感的に操作できるWeb管理画面から、日常業務に必要な設定を簡単に行える点も魅力の一つです。
今後の展望
今回の機能連携に留まらず、メディアリンクは「DXでんわ」の機能拡充を進め、企業のニーズに応えるサービスを提供していく予定です。例えば、手動でSMSを送信する機能や、Webフォームとの連携も予定されています。
新たな機能の追加により、ビジネス環境はますます進化し、企業の競争力向上にも寄与することでしょう。今後もメディアリンクの展開に注目が集まります。