「KAIZEN CODE」によるグローバルビジネスのDX推進
株式会社ふえんは、サイボウズ株式会社が提供するノーコードツール「kintone」を活用し、日系企業の海外拠点向けに新たなサービス「KAIZEN CODE」を開始しました。このサービスは、異文化における業務改善を目指し、信頼性の高いデジタル基盤を提供します。
サービスの目的と背景
現在、多くの海外拠点において業務はExcelやメールに依存しており、非効率な情報管理が課題とされています。特に、日本本社との連携においてリアルタイムな情報共有が難しいのが実情です。また、ITガバナンスが不十分であることから、不正やセキュリティリスクも懸念されています。
このような状況を踏まえ、株式会社ふえんは「KAIZEN CODE」を開発。日本本社と海外拠点が共通のIT基盤を持つことにより、業務の標準化を促進し、効率化を実現することを目指しています。事業内容に合わせて、kintoneのライセンスを柔軟に導入するためのサポートを提供します。
サービスの特徴
「KAIZEN CODE」では、以下のような特長があります:
1.
リアルタイムデータ共有
海外拠点が入力したデータは即座に本社で確認でき、業務フローが円滑化されます。また、チャット機能を利用することで情報伝達におけるミスを防ぎます。
2.
ITセキュリティとガバナンスの強化
大手企業基準のセキュリティをクリア。また、不正アクセスや意図しないデータ削除を防ぐ機能も備えています。
3.
高いカスタマイズ性
企業のニーズに応じて、入力項目やレイアウトなどを自由に設定できます。他の業務システムとも連携可能です。
文化習慣を考慮したサービス設計
「KAIZEN CODE」は、日本人と外国人による混成チームで構成されています。異文化間の業務においては、暗黙の了解が障害となることが少なくありません。そのため、海外在住経験を持つ専門家が文化の違いを理解し、適切なプロジェクト運営を行います。また、シンプルで分かりやすいガイドラインを作成し、現地スタッフが理解しやすいよう努めています。
導入の流れ
このサービスは固定料金が設定されておらず、お客様の具体的なニーズをお伺いし、適切なプランを作成します。次のようなステップでサービスを提供します:
1. 無料相談
2. 提案と見積もり
3. アジャイル型での開発開始
4. 現地スタッフ向けトレーニング
5. 運用開始
kintoneについて
「kintone」は、37,000社以上の企業に利用されているサイボウズ社のノーコード・ローコードツールで、業務のデジタル化をスピーディーに実現します。データベースとコミュニケーション機能が統合されており、さまざまな業務プロセスをサポートします。
今後の展望
サイボウズ株式会社や株式会社ふえんの意見にもあるように、日系企業の海外拠点におけるDXを進めるためには、文化習慣の違いに対応する柔軟なサービス提供が求められています。新たに始まった「KAIZEN CODE」が、企業のデジタル変革に寄与することが期待されています。
詳細は
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