ココナラスキルマーケットが累計サービス数100万件を突破
株式会社ココナラが提供する『ココナラスキルマーケット』は、開設から13年を経て、出品サービス数が100万件を超えました。このサービスは、個人の知識やスキルを可視化し、必要とする人々と結びつけることを目的にしています。ココナラスキルマーケットの開始は2012年。サービスは、低価格で出品可能な点が多くのユーザーに受け入れられ、絵画や旅行アドバイスなど多岐にわたるカテゴリーが取引されてきました。
急成長する「AI」と「ハンドメイド・グッズ」
最近のデータ分析によれば、特に「AI」関連のサービスが急成長しています。生成AIの普及によって、ChatGPTを使用したサービスや、効果的な指示文の構築などが人気を博しています。また、「ハンドメイド・グッズ」カテゴリーでもサービスの出品が増加。特に、子育て世代のニーズに応える裁縫代行サービスが注目を集めています。これらのジャンルが成長している背景には、日々変わる社会やライフスタイルに応じた需要の流動性があります。
カテゴリ設計の柔軟性
ココナラスキルマーケットは、当初19種類のカテゴリーで出発しましたが、現在では740種類以上にまで拡大しました。これは、世の中の働き方やトレンドに応じて、柔軟に新しいカテゴリーを設計し、適応してきた結果です。たとえば、ビジネスシーンでの利用を促進するため、2018年に「ビジネス相談」などの新しいカテゴリーが設けられました。
新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルス流行時には、オンラインサービスの需要が急速に高まり、この変化に対応するために「オンラインレッスン」カテゴリーが新設されました。現在、このカテゴリーには約30,000件のサービスが出品され、人気のあるカテゴリーとなっています。これは、リモートワークや非対面サービスが求められる中で、利用者が必要とするニーズを先取りした結果です。
今後の展望
2024年には新たに「AI」や「コンサルティング」といったカテゴリーが追加され、働き方の変化に対応したサービスの提供が進められています。そして、対面ニーズが回復してきたことをうけて、初の対面可能な「出張撮影・出張サービス」カテゴリーも新設されました。
ココナラスキルマーケットは現在、個人から法人まで、さまざまなニーズをカバーする場として成長を続けています。今後も、ますます多様化するサービス提供手段と拡張によって、全ての人が自身の能力を最大限に生かせる社会の実現を目指していくでしょう。これからも、ケイパビリティの開発と新たなサービスの提供に力を入れ、コミュニティ全体を活性化していく意向を示しています。
株式会社ココナラは、知識やスキルの売買を通じて、誰もが自由に活躍できる環境を作り上げたいと考えています。これからも進化を続けるココナラスキルマーケットからは目が離せません。是非、今後の動向に注目してください。