武蔵野美術大学が贈る和菓子と陶芸の美しい共演
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科は、2025年5月12日から5月17日まで、鷹の台キャンパスで「うつわと和菓子」の企画展示を開催します。その後は市ヶ谷キャンパスでも同様の展示が行われ、期間は2025年6月13日から6月15日。今回は老舗和菓子店「とらや」のお菓子をテーマに、学生たちが制作した陶器の作品が並びます。
展示の背景と目的
この展示は、武蔵野美術大学のクラフトデザインコース陶磁専攻に在籍する23名の学生によって実現されています。これが10回目の展示であり、学生たちは和菓子の歴史や制作過程について学びながら、陶器制作に取り組みました。彼らの作品は、和菓子の美しさや技法を反映しており、訪れる人々に新たな視点を提供します。
実際に制作に関わった学生たちは、「作品を通じて陶土の扱いの難しさを実感し、素材への理解や想像力を養った」と述べています。それぞれの学生が思いを込めた「うつわ」は、観客に感動を与えることでしょう。
中高生向け陶芸ワークショップの新たな試み
また、展示の期間中には中高生を対象にした特別な陶芸ワークショップが開催されます。'粘土に沼ろう、うつわを作ろう'という名のこのワークショップは、実際の学部1年生の授業に基づいており、参加者は自由に陶芸を楽しむことができます。
陶磁専攻の学生が指導にあたるため、陶芸初心者でも安心して参加できるのが魅力です。心ゆくまで粘土を触れ、自由な発想で作品を創り出しましょう。制作した作品は後日焼成され、郵送でお届けされます。まずは、5月17日のワークショップに参加して、陶芸の楽しさを体感してみてはいかがでしょうか。
開催地と詳細情報
鷹の台キャンパス
- - 会期: 2025年5月12日(月)〜5月17日(土)
- - 時間: 9:00〜18:00(最終日は17:00まで)
- - 会場: 武蔵野美術大学鷹の台キャンパス14号館地下展示室
- - 入場: 無料、事前予約不要
- - アクセス: 西武国分寺線「鷹の台」駅下車徒歩18分
市ヶ谷キャンパス
- - 会期: 2025年6月13日(金)〜6月15日(日)
- - 時間: 10:00〜20:00(最終日は17:00まで)
- - 会場: 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2階 社会連携拠点1/M(イチエム)
- - 入場: 無料、事前予約不要
- - アクセス: JR中央・総武線「市ケ谷」駅下車徒歩3分
陶芸ワークショップ詳細
- - 日時: 2025年5月17日(土)
- - 参加費: 2,000円(予約制、先着順)
- - 予約: 参加申し込みリンク
特別イベントとトークショー
展示の最終日には、陶芸と料理をテーマにしたトークショーも企画されています。デザイン/F&Bプロデューサーの岡本玲子氏をお迎えし、未来のうつわの可能性について語り合います。
- - 日時: 2025年6月15日(日)14:00〜15:00
- - 参加費: 無料(予約制)
- - 予約: 参加申し込みリンク
この特別な展示とワークショップは、陶芸と和菓子の文化の深さを体感できる貴重な機会です。ぜひ、忙しい日常を忘れて、アートの世界に触れてみてはいかがでしょうか。