九州工業大学が推進する新たな助成制度
九州工業大学(九工大)は、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業「J-PEAKS」に採択されたことを受け、スタートアップの創出に向けた新しい取り組みを始めました。その取り組みの一環として、新たに創設された「プレGAPファンド」が注目されています。この制度は、研究成果を事業化するための支援を行うことを目的としています。
プレGAPファンドの目的
「プレGAPファンド」は、九工大の優れた研究成果を社会実装するための助成制度です。市場調査やビジネスモデルの見直し、さらには試作品の製作や仮説検証を行うためのデータ取得など、多岐にわたる活動のために活用できる制度となっています。特に、研究者や学生が実際に手を動かしながらビジネスのトライアルを行うことを促すための支援が充実しています。
採択プロセスと結果
この制度の初回公募は2025年11月から12月にかけて行われ、21件の応募がありました。外部審査員による厳正な面接審査の結果、17件の研究シーズが採択されました。これらのプロジェクトは、2026年1月より事業化に向けて具体的な活動を開始します。採択された研究シーズには、特に社会的ニーズに応える革新的なアイデアや技術が盛り込まれており、今後の活躍が期待されています。
スタートアップ創出に向けたエコシステムの確立
九工大は、今後10年間で120社のスタートアップを創出するという掲げられた目標に向けて、プレGAPファンドを通じた支援をさらに強化していく方針です。また、採択された研究シーズに関心を持つ企業や事業者からの相談も受け付けており、共同での事業開発を推進することで、より持続的なエコシステムを築いていくことを目指しています。
まとめ
九州工業大学の「プレGAPファンド」創設は、地域の発展や経済の活性化に寄与する重要なステップです。スタートアップ支援が強化されることで、九工大から新たなイノベーションが生まれ、地域全体の発展につながっていくことが期待されています。今後の九工大の活動にぜひ注目していきたいものです。