サステナリティ支援サービス
2025-06-30 15:22:10

5社連携によるサステナブル経営支援サービス「Circular Co-Evolution」が始動

5社連携で実現する新たなサステナブル経営の形



製造業では、今、サステナビリティ経営の重要性が高まっています。特に、5社連携による新たなトータルソリューション「Circular Co-Evolution」(CCE)が注目を集めています。このサービスは、環境負荷の軽減と事業成長の両立を目指し、製造業が抱える課題を解決するために設計されています。

なぜサステナビリティ経営が今必要なのか?


製造業は、エネルギーや資源を大量に消費するため、国内のCO₂排出量でも大きな割合を占めています。2050年までにカーボンニュートラルを達成するためには、製造業がサーキュラーエコノミー(CE)に移行することが不可欠で、再生可能エネルギーの導入を加速する必要があります。 

昨今、地政学的リスクや経済のブロック化により、グローバルサプライチェーンが揺らいでおり、持続可能な資源調達が企業の競争力に影響を与える時代になりました。また、ESGに対する取り組みが「開示」の段階から「経営戦略」へと進化してきており、CEは単なる環境対策を超えて、企業の競争優位性を築く要素となっています。

CCEの解説


CCEは、製造業のサステナビリティ経営を支援するために、5社の専門的な知識と経験を結集しています。このサービスは、企画構想、変革実現、運用改善の3つの段階を着実に進行させるものです。

初期段階では、循環型ビジネスモデルの構築を目指し、製品のライフサイクル全体を見ながらリユースやリサイクルを行うための基盤を整えます。その後、サプライチェーン設計やトレーサビリティの確保、業務プロセスや組織の変革、法規制への対応に至るまで、CEへの移行を大局的に支援していきます。

各社の役割


各社はそれぞれの強みを活かして、企業のニーズに合わせた最適なサービスを提供します。画一的ではなく、各企業の状況に応じてプロジェクト単位でオーダーメイドの支援を行うことが特徴です。

今後の展開


このサービスは、製造業を中心に3年間で100社に対する提供を目指しています。特に、資源循環や脱炭素化が経営上の課題である企業をターゲットにし、事業構造の変革をサポートします。また、経営層や実務担当者を対象にしたセミナーや個別相談会も開催し、具体的なプロジェクト支援の展開を予定しています。

各社のコメント


- 関口栄一(三井住友ファイナンス&リース株式会社): 「CEへの取り組みは、環境問題への労力を超えて、事業収益をもたらす戦略的な位置づけに変わっています。リース事業を通じ、トレーサビリティを確保するためのデジタルツールを活用していきます。」
- 岡田健一(アミタ株式会社): 「CCEは当社の「Cyano Project」とのシナジーで、企業の循環型ビジネスへの移行を支援します。」
- 山中義史(アビームコンサルティング株式会社): 「製造業のCEへの移行は、カーボンニュートラル実現と地政学リスク軽減に貢献します。このテーマの実現をサポートしていきます。」
- 田部井進一(サーキュラーリンクス株式会社): 「複雑化する資源環境の中、データの可視化を通じて企業の業務効率を高めていきます。」
- 栗林亘(株式会社GXコンシェルジュ): 「CCEは経済、社会、環境価値の共存を実現するプロジェクトだと考えています。」

今後も「Circular Co-Evolution」を通じて、日本の経済の循環を推進し、持続可能な成長を実現する新たな道を共創していくことが期待されます。


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会社情報

会社名
三井住友ファイナンス&リース株式会社
住所
東京千代田区丸の内一丁目3番2号
電話番号

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