名ジョッキー蛯名正義が語る、競馬の魅力と新たな挑戦

蛯名正義が語る競馬の魅力

競馬界で活躍する蛯名正義氏が、そのキャリアを通じて培った知識や経験を皆さんにシェアするイベントが迫っています。このトークイベントは2025年11月21日（金）に、新宿にある朝日カルチャーセンターで開催されます。これまで2541勝を挙げ、日本競馬界で数々のファンを魅了してきた蛯名氏は、現役騎手を引退し、調教師として新たな挑戦を続けています。

第二の馬人生のスタート

蛯名氏は2020年の、合格率わずか5.2%の厳しい調教師免許試験に突破し、新たなキャリアを開きました。彼のこれまでの騎手としての豊富な経験を生かし、次世代の騎手育成や競馬に対する新たなアプローチを模索しています。イベントでは、元朝日新聞記者の有吉正徳氏が聞き手となって、彼の騎手時代の思い出や素晴らしいレース、さらに海外での経験など、数々のエピソードを掘り下げます。

競馬は人間ドラマ

競馬は単なるレースではなく、人間ドラマの連続だと蛯名氏は言います。観客や関係者、それぞれの思いが交錯する中でレースは展開され、勝利の瞬間だけでなく、敗北や挫折も成長の過程に含まれています。彼は騎手としての経験から、調教師として見る競馬の新たな魅力や課題についても語ります。成功し続けるためには何が必要なのか、どのように心理的なサポートを選手たちに提供できるのかを、熱く語る姿が想像できます。

蛯名正義の競馬界での足跡

蛯名氏は1987年に騎手デビューを果たし、1996年には天皇賞（秋）でJRAのGI初勝利を飾るなど、その後も数々の名勝負を繰り広げました。特に、2010年にはアパパネを手綱に牽引し、牝馬三冠を達成するなど、その実績は錚々たるものです。引退するまでにJRA通算2541勝を記録し、重賞ではGIも含む129勝を達成。日本競馬界の名騎手として、その名前と業績は永遠に語り継がれることでしょう。