五高記念館が新たに生まれ変わる
熊本市に位置する五高記念館は、1969年に国の重要文化財に指定され、以来、多くの人々に愛されてきました。しかし、2016年の熊本地震で大きな被害を受け、長い間の休館を余儀なくされました。その後、6年間の復旧作業を経て、2022年に見事に再開館を果たしました。
再開後は、主に建築物に関連する展示や企画展が行われ、館内は次々と新たな魅力を発信してきました。本年11月からは、特に注目すべき新しい常設展示が見どころとして加わります。
新たな常設展示の内容
今回のリニューアルにより、五高記念館では五高の歴史やその時代に生きた人物に焦点を当てた新しい展示が公開されます。資料が豊富に所蔵されている今回の常設展示では、五高が持つ文化的価値や、その背景に迫ることができます。訪れる人々は、過去の歴史とその影響を体感し、学びを深めることができるでしょう。
詳細情報
展示は2023年11月1日から始まり、熊本大学五高記念館(中央区黒髪2丁目40番1号)で開催されます。入館料は無料ですが、環境維持のための協力金(目安200円)がお願いされます。また、学内関係者や高校生は無料で入館可能です。開館時間は午前10時から午後4時までですが、入館は午後3時30分までとなっているため、計画的に訪れることをお勧めします。
休館日は毎週火曜日や年末年始、さらに大学の都合による休館日もあるため、公式ホームページでの最新情報チェックも忘れずに。
みんなの来館をお待ちしています
五高記念館は、かつての歴史を学びながら新たな文化を見つめる場として、皆さんの訪問をお待ちしています。特に教育現場や地域住民、そして歴史愛好者の方々には、ぜひともこの機会に足を運んでいただきたいです。
もし質問がある場合は、熊本大学キャンパスミュージアム推進機構までお気軽にお問い合わせください。電話番号は096-342-2050、Eメールは
[email protected] です。
このリニューアルを通じて、五高記念館が地域の文化資産としてますます輝くことを期待しています。