株式会社フォーバルのデジタル支援プロジェクト
株式会社フォーバル(東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 將典)は、千葉県南房総市および館山市から受託した『南房総市及び館山市内事業者デジタル化支援事業業務委託』を開始しました。
このプロジェクトでは、地域内の中小企業に対し、デジタル技術の導入を通じた経営改善を目指し、8月5日(月)に「経営力アップセミナー」を開催予定です。フォーバルは、「新しいあたりまえ」で新たな世界を創るという理念のもと、ESG経営を可視化する伴走型支援を行っています。
事業受託の背景
南房総地域における企業は、物価高騰や金利上昇といった厳しい外部要因、さらに働き方改革や慢性的な人手不足という内部要因にも直面しています。これらの問題を克服し、事業収益の改善を図るためには、業務の効率化や生産性の向上が求められています。これを実現するためには、デジタル技術の導入が不可欠です。
フォーバルは、全国の約47,000社の中小・小規模企業に対しDXの伴走支援を行っており、南房総及び館山市の企業に対しても、デジタル技術の普及、導入後の自走的運営の支援を通じて、双方の持続可能な経営を実現するためのサポートを行います。
様々な支援内容
本事業において、フォーバルは以下のような多岐にわたる支援を実施します:
1.
啓発セミナーの開催:デジタル技術の重要性や活用法についての理解を深めます。
2.
経営診断の実施:各企業に最適なデジタル化の進め方を診断します。
3.
学習環境の提供:企業が自ら学び成長できる環境を整えます。
4.
伴走支援の実施:実際にデジタル化を進める際の伴走支援を行います。
5.
業務全般の運営:プロジェクトの円滑な運営をサポートします。
6.
広報・集客・参加者管理:セミナーやイベントにおける広報活動と参加者管理を実施します。
7.
効果測定:各施策の効果を測定し、改善点を明らかにします。
8.
業務完了報告:事業の成果を報告し、次のステップを考えます。
南房総市の視点
南房総市役所の商工観光部 商工課の石井様は、地域の環境を生かした観光産業には多くの訪問者が見込まれる一方で、若者の流出と物価高等からくる人手不足に関して非常に深刻な状況が続いているとコメントしています。フォーバルとの連携により、デジタル化を通じた経営改善を進め、地域内でのデジタル化意識を高める良い機会を作ることを目指しています。
株式会社フォーバルの概要
フォーバルは、1980年に設立された次世代経営コンサルタント集団であり、資本金は41億50百万円、証券コードは8275です。中小・小規模企業を対象に、情報通信、海外、環境、人材・教育、起業・事業承継の5つの分野に特化したコンサルティングサービスを展開しています。地域活性化の一環として、政府の掲げる「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」に従い、全国でのDX人材育成に努力しています。
このプロジェクトは、地域の企業が困難を乗り越え、経営改善につなげることが期待されています。デジタル化促進がどのように地域経済に貢献するのか、今後の展開に注目です。