ユニフォームのリサイクルで環境保護と社会貢献を実現する新たな取り組み

環境への配慮と社会貢献を融合した企業の取り組み

最近、環境保護がますます注目される中、株式会社プロブレムソルビングがユニフォームの収集とリサイクルを行う新たな取り組みを進めています。この取り組みは、企業理念に基づき、服を通じて社会や人々の課題を解決しようという目的のもと行われます。その一環として、和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドで行われた「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」というイベントに協力しました。

「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」は、障害のある児童とその家族を動物園に招待する国際的なイベントで、特にアドベンチャーワールドは日本で最もパンダの飼育数が多い動物園として知られています。このイベントで使用されるボランティア過程のユニフォームTシャツは、プロブレムソルビングとその子会社であるリビルドットが製作を担当しました。

ユニフォームのリサイクルと環境保護

今回制作されたTシャツは、和歌山県産の廃棄される予定の規格外のみかんを素材として利用し、その皮を染色するという画期的な手法が用いられています。果肉は、アドベンチャーワールドの動物たちの餌として有効活用されるため、食物ロスの削減にもつながっています。これは、環境保護の観点からも非常に意義深い取り組みです。

さらには、リビルドットが展開する反毛リサイクルネットワークを活用し、合成繊維メーカーが生地を生産する過程で発生する端材を原料にしたクッション作りのワークショップを開催しました。このクッションは同パークで販売され、参加者にとっても貴重な体験となりました。

プロブレムソルビングとリビルドットの企業情報

株式会社プロブレムソルビングは、ユニフォームの企画、製造、販売を行う企業で、兵庫県芦屋市に本社があります。リビルドットはその子会社として、廃棄物の用途開発とプロデュースを目指して設立され、ユニフォームの回収からリサイクル全般を手がけています。これにより、両社は持続可能な社会の実現に向けた一翼を担っています。