下石井公園の魅力向上
2025-12-31 10:32:23

岡山大学が下石井公園の魅力向上プロジェクトを展開、地域材を活用した新しいファニチャー

岡山大学が下石井公園にストリートファニチャーを設計・製作



国立大学法人岡山大学は、岡山市と共同で下石井公園の魅力を高めるための活動を行っています。その一環として、多様な利用を促すストリートファニチャーが設計・製作されました。設計には、西粟倉村産の木材を使用し、地域貢献の意識を高める取り組みがなされています。

ストリートファニチャーの目的とデザイン



下石井公園は岡山市に位置し、公共空間の快適性を向上させるためにストリートファニチャーが必要とされています。これを踏まえ、岡山大学の堀裕典准教授が率いる研究グループは、実態調査と海外の事例分析を基に、テーブルや椅子として利用可能なボックス型、また遊び道具としても利用できる三角型ファニチャーの2種類を考案しました。

設置されたファニチャーは、公園内での利用における機能性や効果を検証するための実験的な試みです。このプロジェクトは、単に新しい家具を設置するだけでなく、より多くの市民が公園を利用するための理由を作り出すことを目的としています。

実施イベントと地域との連携



製作したファニチャーのお披露目イベントも開催され、参加者にはその使い方のレクチャーが行われました。また、恒例の「おひろめDAY」では、子供たちが参加できる竹とんぼづくりのワークショップも実施。このイベントには多くの親子が訪れ、住民との良好な関係構築にも寄与しました。

「おひろめDAY」は地域のコミュニティの促進においても大きな役割を果たしています。参加者たちは新しいファニチャーを使って楽しみながら、地域材のことや環境への意識を高める貴重な機会となりました。

視覚的な魅力の向上



新たに設置されたファニチャーは、ただの家具にとどまらず、下石井公園の景観を豊かにし、居心地の良い空間を提供しています。天候が良ければ、訪れる人々が集い、会話を楽しむ姿が見られることでしょう。堀准教授の研究室では、「居心地の良い歩きたくなるまち」をテーマに、公共空間の評価分析も行い、さらなる魅力向上を目指しています。

未来への期待と展望



岡山大学のプロジェクトは、ストリートファニチャーの開発を通じて地域社会の活性化に貢献することを目的としています。利用者の満足度を高めることが期待されており、地域貢献を果たすと同時に、訪れる人々に愛される空間を創造していくことでしょう。この取り組みが他の地域にも広がり、全国に普及することを期待しています。

このように、岡山大学は地元の特色を活かしながら、公共空間の魅力を向上させる新たな試みを行っています。岡山市と協力しながら、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指す姿勢は、地域にとっても大きな希望となるでしょう。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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