東京タワーで春を彩る特別な企画
東京タワーでは、毎年春の訪れを祝うために、「333匹の鯉のぼり」をタワーの下に飾り立てる恒例行事が行われています。この企画は、タワーの高さである333メートルにちなんでおり、2011年からは岩手県大船渡市の「さんまのぼり」が加わり、東日本大震災からの復興への応援の意味も込められています。
新たな取り組み「SDGs鯉のぼり」
そして今年から、さらに特別な意味を持った「SDGsオリジナル鯉のぼり」と「アーティストコラボ鯉のぼり」が登場します。これらは、2023年4月29日(金・祝)から一般公開される予定です。
SDGsオリジナル鯉のぼり
「SDGsオリジナル鯉のぼり」は、持続可能な開発のための17の目標に基づいて制作されています。テーマは「『誰ひとり取り残さない』〜No one will be left behind〜」であり、協賛企業のメッセージがそれぞれの鯉のぼりに表現されています。これにより、様々な分野で社会課題に取り組む意義が込められています。
以下は、協賛企業およびその目標の一部:
- - KAKERUWA株式会社:貧困をなくそう(GOAL1)
- - 株式会社COLBIO:飢餓をゼロに(GOAL2)
- - 有り、触れた、未来 -山本 透 監督-:質の高い教育をみんなに(GOAL4)
- - Humming for PEACE:ジェンダー平等を実現しよう(GOAL5)
- - Music for SDGs:エネルギーをみんなに そしてクリーンに(GOAL7)
アーティストコラボ鯉のぼり
また、「アーティストコラボ鯉のぼり」は、デジタルアートの現代アーティストである池田真優氏が手掛けた特別な作品です。彼の作品は、国や言語を超えて人々を一つにし、子どもたちに夢を与えることを目的としています。
GWキックオフイベント
これらの鯉のぼりの公開時には、ゴールデンウィーク初日の4月29日に関連するキックオフイベントも行われます。この特別なイベントでは、華道家である横井紅炎氏や、日本橋龍馬会の三木崇富美氏によるライブパフォーマンスが予定されており、注目のトークセッションには映画「有り、触れた、未来」の監督である山本透氏も参画します。
イベント詳細
- - 開催日: 4月29日(金・祝) 11:00-13:00
- - 場所: 東京タワーエントランス(鯉のぼり下)
- - 参加費用: 無料(事前申し込み不要)
スケジュール:
- - 11:00 オープニング
- - 11:10 横井紅炎氏によるライブパフォーマンス
- - 11:35 黙祷
- - 11:40 トークセッション【山本透氏×難波遥氏】
- - 12:00 日本橋龍馬会によるパフォーマンス
- - 12:50 クロージング
横井紅炎氏や山本透氏のプロフィールにも光を当て、彼らの過去の業績やビジョンを紹介することで、このイベントの期待感を高めます。
この良い機会に、ぜひ東京タワーに足を運び、新しい形の鯉のぼりを楽しみながら、未来に向けたメッセージに触れてみてください。