株式会社ハングオーバープレートが発表した新プロダクト
株式会社ハングオーバープレート(代表:山崎瑠美)は、環境問題への配慮と地域活性化を目指したサステナブルプロジェクト「Project HOPE」の一環として、国産麻を使用した「ストリート割烹着」の販売を開始しました。この商品は、勝山にある縫製工場が抱える余剰素材を使用して開発されたもので、販売は2022年4月4日より、Project HOPEのオンラインストアで行われます。
プロジェクトの背景
「Project HOPE」は、廃棄予定の素材や規格外の野菜を活用し、サステナブルなライフスタイルを提唱することを目的としたプロジェクトです。中でも今回のプロダクトは、福井県勝山市の縫製工場で生まれたもので、古き良き日本の割烹着をストリートスタイルにアレンジした新しい風を吹き込んでいます。
商品詳細
この「ストリート割烹着」は、サイズ展開がMとLで、国産麻をボディに、リブにはコットン、留め具には再生プラスチックが使われています。手洗いを推奨しており、着続けることで柔らかさが増す特性があります。価格は19,000円(税込)で、購入は公式サイトから可能です。
環境意識への取り組み
株式会社ラコームの織田研吾氏とのパートナーシップによって、捨てられる運命にあった残反を有効活用することで、持続可能な製品作りを実現しました。これにより、ただのファッションアイテムを越え、環境への意識を高める一助となることが期待されています。
プロジェクトへの共感
環境大使のマリエがモデルとして参加しており、プロジェクトの理念に賛同しています。彼女は「食べることも料理をすることも同じくらいに「おいしく、たのしく、かっこよく楽しみたい」という想いを込めたデザインに仕上げた」と話しています。
このプロジェクトは、単なる商品提供に留まらず、日本国内の地域産業の再生にも寄与することを目指している点が特徴です。
日本のアパレル業界の現状
福井県は日本のアパレル産業の中心地の一つであり、長い歴史を持っています。しかし近年、海外移転やファストファッションの影響により、厳しさが増しています。この厳しい状況を打開すべく、福井の生産者たちは持続可能な方法で地域に根ざした新しい文化の創出を目指しています。
新しい文化の形成へ
「ストリート割烹着」の登場は、ファッション業界におけるサステナビリティへの関心を高め、新たな文化を根付かせる可能性を秘めています。昨今の変化に対応し、持続可能でやりがいのある未来を築くための挑戦が続いています。
まとめ
これからのファッション業界におけるサステナブルな取り組みとして、この「ストリート割烹着」は一つの象徴的な存在です。廃棄予定の素材を使用したこの商品を通じて、環境意識の向上と地域活性化の両立が期待されるでしょう。ぜひ皆さんもこの素晴らしいプロジェクトに注目し、応援してみてください!
販売サイトはこちらをチェックしてみてください。