ひたちなかのアートイベント
2021-10-28 13:00:07
ひたちなか市で行われるSDGsに貢献するアートイベント「LIGHT UP AJIGAURA」の魅力とは
ひたちなか市の新たな取り組み
ひたちなか市では、海を舞台にしたアートイベント「LIGHT UP AJIGAURA」が開催されます。このイベントは、「ゴミ問題を楽しみながら解決する海」をテーマにしており、地域活性化とSDGs達成に向けた取り組みが期待されています。特に、アーティストであるCANDLE JUNE氏が中心となり、その活動に地域の人々も巻き込む形で進められています。
CANDLE JUNEのビジョン
CANDLE JUNE氏は、自然の豊かさを再認識することを大切にしており、ひたちなか市の海に訪れた際に新たな可能性を感じたと語ります。「ゴミを楽しく拾い、アートとして表現することで、ゴミに新たな価値を見出し、未来に繋げたい」と語るJUNE氏。その発想は、ひたちなか市独自のキャンドルイベントとして継続性を持たせることに繋がっています。
日常的に海のゴミ問題を目の当たりにしている大谷明市長も、ゴミをアートや文化に昇華させることの重要性を強調しました。「今後も様々な方法を試していける」と述べ、地域の人々との協力が鍵であることを示しています。
子供たちの夢を形に
イベントでは、茨城の海で収集した漂流物から「ケモノ」という作品が製作されます。そして、この作品の周りには地域の幼稚園児や小学生が描いた夢や願いごとが込められたキャンドルが灯される予定です。これにより、子供たちの夢が地域で可視化され、その実現を促すことが期待されています。
JUNE氏は、「キャンドルを灯すことは祈ること」と定義し、地域の未来と子供たちの夢を結びつけようとしています。大谷市長も、「言霊のようなものは本当にあると思っている」と述べ、子供たちが夢を形にすることが重要だと語ります。これにより、キャンドルナイトも一層発展していくことが期待されています。
地域とのつながり
新型コロナウイルスの影響で地域のイベントが厳しい局面にある中、今回のイベントは新たなチャンスになると大谷市長は語ります。「現に、ひたちなか市には新しいアイデアや動きが生まれています。イベントが様々な価値観を繋げて次の時代へと導くきっかけになることを願っています」とコメントしました。
JUNE氏もまた、災害復興の観点から防災への意識を高めることが大切だと述べています。彼の活動は、エンターテインメントに防災の要素を交え、地域のコミュニティに新しい価値を持たせることに寄与するでしょう。
明日への煌めき
阿字ヶ浦ライティングプロジェクト「LIGHT UP AJIGAURA」は、2021年11月3日から11月7日までの期間、阿字ヶ浦海水浴場で行われます。入場無料で、誰でも参加できるこのイベントは、さらに多くの人々にゴミ問題への関心を持ってもらうための新たな試みとなることでしょう。
これまでと違う価値観を一つにし、皆で未来を見つめる新しい試み。ひたちなか市のイベントは、私たちの心にも希望の光を灯してくれそうです。今後の行動が、地域だけでなく、広く社会全体に良い影響を与えることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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阿字ヶ浦ライティング実行委員会
- 住所
- 茨城県ひたちなか市大平1-22-1
- 電話番号
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