プライドセンター大阪
2025-11-17 13:40:34

大阪のLGBTQ+センター「プライドセンター大阪」が来館者5,000人を達成!

大阪のLGBTQ+センター「プライドセンター大阪」が来館者5,000人を突破!



大阪市北区に位置する「プライドセンター大阪」は、2022年4月にオープンして以来、約3年半で来館者数が5,000人を超えました。このセンターは、LGBTQ+の当事者やその家族、友人、地域住民、企業や行政関係者など、さまざまな人々にとって「自分らしくいられる場所」としての役割を果たしています。センターでは相談業務や情報発信、さまざまなイベントを通して、共感と学びを提供しています。

プライドセンター大阪の設立は、多様性を大切にする社会への第一歩とされています。開設から3年半を迎えた2025年10月には、累計来館者数が5,047人に達し、これは非常に意義深い成果です。記念行事として、11月21日(金)に「来館記念イベント」を予定しており、参加者はセンターの過去の活動を振り返りつつ、未来の展望についても共に考える機会を持つことができます。

パートナーシップ制度10年と今後の展望



2023年11月で、パートナーシップ制度が導入されてから10年を迎えます。これにより、日本全国で同性カップルへの理解が進み、LGBTQ+コミュニティの重要性が認識されてきています。2026年には、同性婚に関する重要な最高裁判決が控えており、それに伴う社会の変化が期待されています。また、企業のDE&I(多様性・公平性・包摂性)活動にも力を入れ、LGBTQ+に対する理解を深める取り組みが進んでいます。

センターは、そうした社会的背景を踏まえ、今後も個人だけでなく企業や自治体と連携を強化し、「誰もが自分らしく輝ける社会」の実現に向けて努力を続けていきます。

安心できる場所の提供



プライドセンター大阪は、LGBTQ+当事者だけではなく、周囲の人々や興味を持つ一般の方々に向けても「誰もが安心して立ち寄れる場所」として機能しています。開設以来、154回のイベントを開催し、延べ約17,081名が参加しました。プライドセンターは多様な活動を通じて、協賛企業と協力し、社会的な影響を与えています。

来館者からは「安心して過ごせる場」「多様な視点に出会えて良かった」との意見も寄せられ、センターはただの「居場所」ではなく、学びや支援、共感が循環するインクルーシブな社会教育の拠点としても機能しています。

持続可能な支援の重要性



本センターは9社の協賛企業からの継続的な支援を受けて運営されています。名だたる企業が協力することで、財政的な支援だけでなくイベントの共催や研修、地域との連携も進めています。このような企業の関与は、DE&Iに対する理解を促す重要な契機となっており、企業の担当者がセンター活動に参加することで、より深い理解を得る手助けとなっています。

また、11月13日(木)に開催された「プライドセンター大阪 来館者5,000人ありがとうランチタイムセミナー」では、協賛企業の従業員が参加し、センターの活動や来館者の声を基に企業支援が社会的成果をどう生み出しているかを共有しました。このセミナーを通じて、企業と市民が共に価値を創造する「共創のかたち」が示されつつあります。

未来に向けた取り組み



プライドセンター大阪は、今後も企業や地域と連携し、「誰もが自分らしく生きることができるインクルーシブな社会」の実現を目指す活動を続けていきます。来年2026年には大きな法律の変革が予測されており、今こそ正に社会構造を見直し、多様性を尊重できる環境を新たに築いていくことが求められています。私たち一人ひとりが持つ意識を変え、共に未来を創る努力が重要です。

来館記念イベント概要



  • - 日時: 11月21日(金)17:00〜18:30
  • - 会場: プライドセンター大阪(大阪市北区天満2丁目1−6 天満橋MSビル2F)
  • - 参加費: 無料 / 予約不要
  • - 内容: 日ごろの感謝を伝えつつ、これまでの歩みを振り返り、皆でセンターの未来を考えます。取材を希望されるメディアの方は事前にご連絡ください。


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会社情報

会社名
認定NPO法人 虹色ダイバーシティ
住所
大阪府大阪市北区天満2-1-6天満橋MSビル7F
電話番号

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