札幌柏葉会病院がZEISSリファレンスセンターに認定
2026年10月14日、カールツァイスメディテック株式会社は、北海道札幌市の社会医療法人柏葉会 札幌柏葉会病院を「ZEISSリファレンスセンター」として認定することを発表しました。このセンターでは、情報統合型ハイブリッド手術室「smart OR」が活用され、次世代の脳神経外科医育成を目指します。
背景と目的
昨今の医療の現場では、直達手術の機会が減少しているため、手術用顕微鏡の実践的教育が急務となっています。カールツァイスメディテックは、最新の手術用顕微鏡「KINEVO 900 S」を利用した教育プログラムを提供し、若手脳神経外科医の技術向上及び患者満足度を高めることを目的としています。
病院選定の理由
札幌柏葉会病院は、年間500件以上の脳神経外科手術を行っており、高度な手術技術を誇る施設です。特に脳血管障害や腫瘍に対する洗練された手術プロセスを実践しており、若手医師に豊富な学びの機会を提供しています。また、デジタル技術をいち早く実装し、技術教育の向上に取り組んでいます。
中山若樹院長は、「当院がZEISSリファレンスセンターに認定されたのは、長年の臨床、教育、研究の成果が評価された結果です。全国の若手医師が当院で技術を研鑽し、脳神経外科医療全体の質が向上することを期待しています。」とコメントしています。
取り組みの内容
ZEISSリファレンスセンターでは、以下の活動が実施されます。
- - オンサイトトレーニングプログラム: 全国の若手医師を対象に、施設見学や「KINEVO 900 S」を用いた手術の見学を通じて、熟練医による高度な手術技術を直接学ぶ機会を提供します。
- - オフサイト実習との連携: 東京のZEISS本社にある「Customer Experience Center」と連携し、実践的な顕微鏡操作トレーニングも行います。
札幌柏葉会病院について
1971年に開院した札幌柏葉会病院は、地域の脳疾患医療に寄与してきました。2024年には新病院に移転し、最新の医療設備を整え、「smart ER」や「smart OR」による高度な医療提供を行っています。24時間365日体制での救急医療を提供し、質の高い医療を実践しています。
カールツァイスメディテック株式会社について
カールツァイスメディテックは、医療技術とイノベーションに特化した企業で、脳神経外科領域においても革新的なソリューションを提供しています。ZEISSの先進技術を用いて、医療専門家を支える役割を果たしています。
結論
札幌柏葉会病院のZEISSリファレンスセンターにおける取り組みは、全国の脳神経外科医の技術向上に寄与し、医療の質を高める大きなステップとして期待されます。これにより、北海道の医療環境はもちろん、日本全体の脳神経外科医療が進化することでしょう。