Snyk、日本企業に展開
2022-02-16 10:00:13
Snykが日本企業に向けたセキュリティサービスを本格展開へ
Snykが日本企業へのセキュリティサービス提供を開始
サイバーセキュリティの重要性が高まる中、アプリケーション開発の現場には新たな課題が浮上しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)が進むことで、企業はますますテクノロジー企業化し、開発者の数は急速に増加しています。しかし、それに対するセキュリティ人材の不足が深刻です。特に米国では、約50万人のサイバーセキュリティの職が未充足であるとされています。このような状況を受け、セキュリティ開発プロセスの構造を見直す必要があります。従来の「後から確認する」アプローチから、「最初から最後まで一貫して安全性を確保する」という発想が求められています。
Snyk:開発者優先のセキュリティプラットフォーム
このようなニーズに応えるべく、Snyk(スニーク)は日本市場において、本格的なサービス提供を開始しました。Snykは開発者の使いやすさを重視したデベロッパーファーストのセキュリティプラットフォームであり、コードやオープンソースの脆弱性を見つけるだけでなく、それらを優先順位付けし、修正するための道具を提供します。さらに、開発者が普段利用しているGitやIDE、CI/CDパイプラインにスムーズに組み込むことができるため、セキュリティを担保しながら迅速な開発が可能となります。
クラウド時代の新たなアプリケーション環境に適応
近年、多くの企業がクラウドやコンテナ技術を用いてアプリケーションを構築しており、その過程でAPIやアプリケーションサービスが活用されています。Snykはこれらの新しい環境にも対応しており、カスタムコードやオープンソース、コンテナ、Infrastructure as Code(IaC)における脆弱性や設定ミスを一元管理できる機能を持っています。
圧倒的な脆弱性データベース
脆弱性の検出において、データベースは極めて重要です。Snykは専門チームによる内製の他に、外部学術団体や研究機関との強力な連携を特徴としており、多角的な視点から最新の脆弱性をデータベース化しています。この結果、他の商用データベースに比べて、Snykのデータベースには441%も多くの脆弱性がカバーされています。
Snyk社からのコメント
SnykのCEO、ピーター・マッケイ氏は、「新型コロナウイルスの影響で、企業のデジタルトランスフォーメーションが急速に進展しています。この新たな状況に合わせて、日本政府が国内企業の支援を強化していることは、非常に心強い」と述べています。
また、創設者のガイ・ポジャーニー氏も「世界では約3,000万人のソフトウェア開発者が活動しており、特にアジア太平洋地域ではその数が急激に増加しています。Snykはこの市場に貢献できる絶好の機会と認識しています」という見解を示しています。日本の開発者がセキュリティを重視した開発を行えるようなサポートを期待しているとのことです。
投資家やパートナー企業からの反応
ジオデシック・ジャパンのカントリーマネージャー、尾辻マーカス氏は、Snykの技術が多くの開発者や企業を支えると確信し、ジャパンパートナーとしての支援を表明しました。
会社情報
- 会社名
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Snyk株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5リンクスクエア新宿16F
- 電話番号
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