札幌市が新たに発表するメタバースゲーム『FARM TYCOON by SAPPORO』
札幌市とスタートアップのEASY STUDIOが共同開発した農場経営ゲーム『FARM TYCOON by SAPPORO』が2024年12月26日にリリースされることが発表されました。このゲームは人気のメタバースプラットフォーム『Fortnite』上に実装され、プレイヤーは札幌の農業の世界を体験することができるユニークな内容になっています。
地元の農業を体験する内容とは?
『FARM TYCOON by SAPPORO』は、プレイヤーが農場の経営を任され、作物の栽培や販売、乳製品工場の運営、さらにはスープカレーのレストランを開くまで、幅広い農業体験を提供します。特に注目すべきは、札幌伝統の農作物である札幌黄(たまねぎ)や札幌大球(キャベツ)、札幌大長ナンバンなどがゲーム内で手に入ること。収穫した作物を活用して、自分の農場を拡大していく楽しさを味わえます。
また、プレイヤーのサポート役として札幌市農業体験交流施設「さとらんど」のキャラクターである「ぐんぐん」も登場します。彼はプレイヤーを導き、農業体験をさらに楽しいものにしてくれるでしょう。
手軽に楽しめるゲーム
このゲームは、Nintendo Switch、PlayStation4、PlayStation5、Xboxシリーズ、PC(Epic Games Store)およびクラウドゲーミングに対応しています。プレイヤーは無料でゲームを楽しむことができるため、広範囲のユーザーにアプローチできる設計となっています。ただし、通信料は自己負担となりますので注意が必要です。
ゲームのプレイ方法は簡単で、まず『Fortnite』をインストールし、指定のマップコード「4570-3187-4799」を入力するだけ。これにより、札幌の豊かな農業体験へと飛び込むことができます。
地域社会とのつながりを深める
このプロジェクトは、STARTUP HOKKAIDOが主催するオープンイノベーションプログラム「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2024」にも採択されています。札幌市とEASY STUDIOは、このゲームを通じて札幌の農業の魅力を市民や世界に広めることを目指しています。
札幌の農業は、新鮮で質の高い農畜産物の供給のみならず、環境保全や食育の場の提供など、多くの面で市民に貢献しています。小中学校への出前講座やイベントを開催するなど、地域との結びつきを大切にしながら、農業の魅力を伝えていく取り組みを行っています。
まとめ
『FARM TYCOON by SAPPORO』は、札幌の農業を体験し楽しむだけでなく、地域の魅力や文化を知る手助けをしてくれるゲームとなることでしょう。これにより、農業への理解が深まり、市民の意識も高まることが期待されています。プレイヤーにとっても、農業の楽しさを味わえる絶好の機会です。ぜひ、リリースを楽しみにしましょう!