神戸で次世代モビリティの実装に向けた取り組みが始動
神戸を舞台に、新たな交通システムを構築するため、株式会社スマートバリュー、株式会社One Bright KOBE、神戸トヨペット株式会社が手を組み、「神戸アーバンモビリティ・コンソーシアム」を発足しました。このコンソーシアムは、神戸市との連携のもと、次世代のモビリティを実現するための都市実装にチャレンジします。
背景と目的
このプロジェクトは、2025年に開業予定の「GLION ARENA KOBE」を中心に計画されています。目標としては、年間200万人の来場者を見込む「TOTTEI」を起点として、ウォーターフロントエリアとの連携を強化し、三宮、新神戸、神戸空港などの地域とのアクセスを改善、地域全体の交流や消費を促進する狙いがあります。神戸トヨペットは、地元で70年の歴史を持つ企業として、地域の交通網を支える重要な役割を担っています。
未来に向けたビジョン
このコンソーシアムの目指すビジョンは、「神戸インデックスライン」と呼ばれる新たな都市交通軸の構築です。ウォーターフロントと市内中心部を結ぶ南北の交通を発展させ、さらに海上交通や空飛ぶ車(eVTOL)ポートの設置も視野に入れています。これにより、神戸は陸・海・空の統合交通モデルを実現し、より利便性の高い都市へと進化します。
具体的な取り組み
2027年を見据え、次世代モビリティサービスに向けたバッテリーEV「e-Palette」の導入も検討しています。この車両は、神戸ストークスのホームゲームなどのイベント時に、主要な拠点間の移動手段として利用される予定です。単なる送迎を超え、来場者に特別な体験を提供することを目指します。
コンソーシアムの役割
「神戸アーバンモビリティ・コンソーシアム」は、複数の民間企業が知見や技術をつなぎ、神戸市と連携しながら新たなモビリティの社会実装を推進する組織です。この実行団体は、将来的にはさまざまな主体が参加する「神戸モビリティコモンズ」に発展し、多様な移動の形を提供することを目指しています。
推進体制
行政面では神戸市が連携をとり、スマートバリューや神戸トヨペットをはじめとした企業が参画しています。また、JTQ株式会社がアドバイザーとして参加し、構想設計に貢献します。
ロードマップ
プロジェクトの第一段階は2026年に始まり、次世代モビリティの実装に向けた検討を進めます。2029年には自動運転技術を取り入れた実装実験が行われ、2030年以降には「Kobe Tri-Mobility OS(仮称)」へと進化する予定です。
共同のメッセージ
「TOTTEI」の誕生により、新たな訪問理由が生まれています。今後はその訪問を神戸全体に広げ、官民の連携によって、モビリティをただの移動手段ではなく人と体験を結びつける重要な要素として進めて参ります。
神戸を新たな体験の旅へと導くこの取り組みは、地域の未来を変える大きな第一歩となることでしょう。官民が一体となったこのプロジェクトは、神戸の移動の未来を創造し、訪れる人々や暮らす人々にとっての新しい価値を提供することでしょう。