瀬戸内広域のECプロジェクト「SETOUCHI＋」が始動！地元活性化に期待

新たな挑戦「SETOUCHI＋」に期待

瀬戸内地域の活性化を目指す新しいECサイト「SETOUCHI＋」が始まりました。本プロジェクトは、2013年に販売を開始した「イカ天瀬戸内れもん味」が、特に首都圏の20・30代女性の間での人気を博したことを受けてスタートしたものです。このヒット商品を背景に、地元のマーケティング力を活用して、さらなる地域振興を目指します。

プロジェクトの背景

まるか食品株式会社が主導するこのプロジェクトは、広島県の「小売業ECイノベーション実装支援事業」にも採択されており、尾道市・今治市における6つの事業者の賛同を得ています。「SETOUCHI＋」は、地元に住む人々の視点からおすすめの食品や雑貨などをピックアップし、首都圏を含む全国の20・30代女性に向けて販売することを計画しています。

瀬戸内ライフスタイルの魅力を発信

「SETOUCHI＋」は尾道という歴史ある交通の要所を拠点とし、瀬戸内地域の素晴らしいライフスタイルを広めることを目指しています。最初の対象地域は、移住者にも人気の高い広島県と尾道としまなみ海道で結ばれた愛媛県です。2025年度には取扱事業者を25以上に増やし、年間売上3億円以上を目指す意気込みです。

越境EC展開への視野

このプロジェクトは国内に留まらず、東南アジア最大のネットモールShopeeを活用した越境EC展開も視野に入れています。これにより、さらに多くの人々に瀬戸内の魅力を伝えられる可能性があります。現在、「SETOUCHI＋」に参加する事業者は、尾道市の活版印刷製品を提供する活版カムパネルラ、今治市の手作りアロマキャンドルを扱うしまなみ灯り菊輪をはじめ、6つの事業者が揃っています。

プロジェクトの詳細と今後の予定

この新しい仲間と共にスタートする「SETOUCHI＋」は、今後も参加事業者を増やしながらエリアの拡大を図ります。さらに、2月24日にはECサイトをグランドオープンし、同時に東京の二子玉川ライズ・ショッピングセンターでポップアップストアもオープン予定です。このイベントでは、実際に商品に触れられる貴重な機会を提供します。特典が用意されたファン会員の登録も進行中で、待ちきれないファンに向けた特別な情報も発信していく予定です。