熊本県菊陽町に母子手帳アプリ『母子モ』が導入！子育てを支える新たな道具

熊本県菊陽町に『母子モ』が登場！

熊本県菊陽町では、母子手帳アプリ『母子モ』が新たに導入され、子育て世帯を大胆にサポートするサービスが始まります。このアプリは、地域の子育て応援アプリ「きらり」として11月1日から利用可能です。菊陽町は、こどもや若者が健やかに育つことを大切にした町づくりを進めており、これに合わせた取り組みとしてこのアプリが期待されています。

デジタル時代の子育てサポート

『母子モ』の最大の特長は、紙の母子健康手帳をデジタル化し、スマートフォンやタブレット、PCから情報を一元管理できるところです。日本全国で780以上の自治体に導入されている実績があり、こども家庭庁が進める電子版母子健康手帳の原則化を見越した前進的な運用です。

このアプリを使用することで、子育て中の親たちは予防接種のスケジュールの管理や、健康診断の結果を手軽に記録・確認できます。また、地域での情報配信機能を通じて、必要な情報をすぐに得ることができます。

妊娠から育児期までの連続した支援

菊陽町は、妊娠から育児に至るまでの一貫したサポートを提供することを目指しています。町では母親学級や赤ちゃん訪問、育児交流会といった活動が行われており、保健師などの専門家がしっかりと支えてくれる環境を整えています。これにより、保護者同士が交流できる場も提供され、育児に関する心のサポートも充実しています。

便利な機能が満載の『母子モ』

『菊陽町子育て応援アプリきらり』には、さまざまな便利な機能が搭載されています。たとえば、妊娠中の体調や胎児の成長記録をグラフ化でき、目に見える形での成長を確認することができます。また、予防接種の管理機能は、標準接種日の自動表示などを実現し、接種忘れを防ぐアラートも用意されています。

さらに、育児日記として「できたよ記念日」の機能があります。これは、子どもの成長を写真とともに記録できるもので、初めての瞬間を大切に残すことができます。これにより、育児の思い出も一緒に保存できるのです。

新しい子育て環境の提供

菊陽町吉本孝寿町長も、『母子モ』の導入によって「ともに輝き成長しつづけるまち菊陽」を実現するための施策と位置付けています。健診や予防接種に関するニーズに応えると共に、家族や地域とつながることができる重要なプラットフォームとなることを期待しています。

必要な情報をタイムリーに受け取れるこのアプリは、特に忙しい子育て中の保護者にとっては便利な道具となるでしょう。育児のストレスを軽減し、少しでも楽しく過ごせる時間を増やすために、地域のサポートをしっかり活用してみてはいかがでしょうか。