LGTが「Global Private Banking Awards 2025」で特別な栄誉を享受
リヒテンシュタイン公爵家が所有する国際的プライベートバンキング及びアセットマネジメントグループのLGTが、世界的に権威ある金融専門誌Euromoneyが主催する「Global Private Banking Awards 2025」において、12部門で受賞を達成しました。この受賞は、LGTの顧客サービスや商品開発、イノベーションに関する取り組みが高く評価された結果です。
受賞の背景
この受賞式は2023年3月27日にロンドンで開催され、LGTは昨年に引き続き、今年も顕著な成果を上げました。受賞の多くは、LGTが展開するオルタナティブ投資や慈善活動に関するアドバイザリーサービスに対する地域的および国別での評価の結果です。
最優秀プライベートバンク
特に注目されたのは「Best Pure Play/Boutique Private Bank worldwide」部門での受賞です。このカテゴリーでは、グローバルだけでなく西ヨーロッパ、リヒテンシュタイン、スイス、オーストリアでも最優秀賞を獲得しています。審査員たちはLGTのプライベートバンキングサービスが「卓越したアドバイスとサービス」の2つの特徴を兼ね備えていると高く評価しました。CEOのOlivier de Perregaux氏は、顧客との関係を大切にし、個別のニーズに応じたソリューションを提供することの重要性を語っています。
サステナビリティへの取り組み
LGTは「Best for Sustainability worldwide」部門においても高い評価を得ており、リヒテンシュタインや西ヨーロッパでも最優秀賞があります。これは、LGTがサステナビリティを事業の核に据え、単なるトレンドとして扱うのではなく、長期的な戦略の一部と位置付けていることによります。サステナブル投資の責任者であるChristopher Greenwald氏は、リヒテンシュタイン公爵家が長年にわたりサステナビリティを重視してきたことが、この結果につながったと強調しています。
オルタナティブ投資の優位性
さらに、LGTは「Best for Alternative Investments award」においても受賞を果たしました。これは、LGTが長年にわたりオルタナティブ投資における専門性をはぐくんできたことの証です。ポートフォリオアドバイザリーの責任者Reto Stohler氏は、リヒテンシュタイン公爵家がプライベートエクイティやプライベートデットといったオルタナティブ資産に早くから投資したことが、LGTの信頼性と専門性を高めていると述べています。
慈善活動のアドバイザリーサービス
LGTは慈善活動におけるアドバイザリーサービスでも評価されたことが特徴です。公爵家が代々取り組んできた慈善活動を基盤に、お客様に対する専門的なアドバイスを提供するサービスを展開しています。この分野での受賞は、LGTの支援が顧客にとってどれほど重要であるかを示しています。
LGTについて
LGTは、リヒテンシュタイン公爵家が所有し、90年以上の歴史があります。2024年12月31日現在、富裕層や金融機関からの運用資産残高は3,675億スイスフラン(約4,056億米ドル)に上ります。LGTはヨーロッパ、アジア、米国などに30以上の拠点を持ち、6,000名以上の従業員を抱える国際的な金融機関です。詳細は
公式ウェブサイトをご覧ください。