ワコム、文化と技術の祭典「コネクテッド・インク2025」開催
株式会社ワコムが主催する「コネクテッド・インク2025」が、11月14日(金)と15日(土)の2日間、東京の新宿住友ビル三角広場で実施される。本イベントは、2016年に始まり、今年で10回目を迎えるものでる。コミュニティと共に創る新しいアートやテクノロジーの可能性を探求するこの祭典は、入場無料で誰もが楽しむことができる。
イベントの目的とステートメント
「コネクテッド・インク」は、「描く」、「書く」を超えた新たな「かく」を創造することを促進するイベントである。ワコムは、デジタルペンとデジタルインクを通じて、ユーザーが新たな創造性を発揮できる環境を提供することを目指している。その一環として、パートナー企業との強力な連携を生かし、多様な創作体験を提供することに注力している。今年のテーマは「タカハシ」で、多彩なセッションや展示が用意されている。
イベント内容の詳細
「コネクテッド・インク2025」では、以下のようなプログラムが展開される予定だ:
- - 創造の領域 では、ワコムクリエイターズカレッジクラブクリエイティブコンテスト(WCCC CC)による授賞式と作品展示が行われる他、3D制作コミュニティとのコラボレーションが見られる。
- - 学びの領域 では、PILOTとの共創による学習体験が提供される。手書きとデジタルの融合を取り入れた新しい学びが展開される。
- - 楽しむ領域 では、GalaxyとS Penの連携を活かした説明があり、実際に体験できるブースも設けられる。さらに「デジタルペーパー」を使用した新たな書き方の提案がなされる。
- - Well-beingの領域 では、VRとデジタルインクを活用した医療のDXに関する展示が注目を集める。特に高齢者向けのペンづくりを通してコミュニティとつながる活動が紹介される。
参加方法
このイベントへの参加は、事前登録が必要で、公式ウェブサイトから登録を行うことができる。入場は無料なので、ぜひ気軽に足を運んでほしい。
ワコムのビジョン
ワコムは、「描く」や「書く」を極め、新しい表現の形を模索することを使命としている。特に、映画制作やデザインの世界ではプロフェッショナルたちから高い支持を受けており、一般ユーザーにも愛される製品を多様に展開している。また教育や医療、金融などさまざまな分野での利用も進めており、テクノロジーを通じて人々の生活を豊かにすることを目指している。
今後も、最先端技術との連携を視野に入れつつ、新たなデジタルペンの体験や価値を提供し続けるワコムに注目が集まる。
この機会に、最新のテクノロジーやアートに触れるとともに、未来の「かく」の可能性を体感してみてはいかがだろうか。