訪日外国人人気エリア
2025-10-09 13:22:24

2025年夏の訪日外国人に人気のエリア調査結果発表

2025年夏の訪日外国人に人気のエリア調査結果発表



『Japan Travel by NAVITIME』の利用データを基にした訪日外国人観光客の行動分析によると、2025年夏に最多の訪問者を迎えるエリアが明らかになりました。特に注目されるのは鳥取県境港市で、前年の夏に比べて2.83倍の増加を記録していることです。その他にも宮崎県日南市や米子市も好調な伸びを見せています。

人気の滞在エリアを徹底分析!



訪日外国人の旅行動向を把握するために、ナビタイムジャパンでは具体的な滞在場所や利用状況を分析しました。2024年6月から8月と比較して、2025年6月から8月の滞在数が増加したエリアをリスト化。その結果、海に面した地域や観光地に外国人旅行者が集中していることが判明しました。

境港市:妖怪文化の聖地



1位に輝いた境港市がこの躍進を果たした背景には、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の舞台であることが大いに関係しています。境港市は水木しげる氏の故郷で、同氏の作品を基にした観光スポットが多くあります。特に「水木しげるロード」では、妖怪をテーマにしたブロンズ像などが並び、訪れる旅行者を楽しませています。さらに、境港市が国際交流を推進し、台湾や香港からの直行便が増加したことも大きな要因です。

米子市:温泉と観光拠点



次に米子市が2位にランクインしました。ここは皆生温泉を中心に、多くの宿泊施設や観光スポットが揃っており、訪日外国人にとって良好な滞在環境を提供しています。外国人旅行者は平均2.29日も米子市に滞在しており、山陰観光の拠点として確固たる地位を築いています。

日南市:海と神社の街



3位に入った宮崎県日南市は、観光スポットの多様性が魅力です。特にサンメッセ日南や鵜戸神宮などが人気で、韓国や台湾からの直行便が使われていることから、比較的短期間での訪問が可能になっています。これにより、外国人旅行者の多くが日南市を訪れるようになりました。

その他の注目エリア



5位には鳥取県の岩美町が登場。浦富海岸周辺での遊覧船や文化体験に訪れる外国人が多いとされています。一方、10位の生駒市も大阪近郊のアクセスの良さから日帰り観光客が増えています。多くの外国人が大阪や奈良の名所を巡る中で、生駒市を訪れている様子が観察されています。

データ分析の未来に向けて



ナビタイムジャパンのデータ分析チームは、今後も訪日外国人観光客のデータを基に地域の魅力を掘り起こす試みを継続し、各地の活性化に貢献していく方針です。日本各地に秘められた魅力を利用して、観光振興に寄与していきます。これから日本を訪れる旅行者がどのような行動を取るのか、今後の動向から目が離せません。


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